「ルパン三世VS名探偵コナン」を見たけど・・・・・
1週間近く経っているので、「今更」と思うかもしれないけど、私もこの「ルパン三世VS名探偵コナン」を見ました。
ヴェスパニアという王国の王女がつくづく健気な毛利蘭ちゃんに瓜二つだったのがミソでしたが、そのヴェスパニアに密入国した形となったコナンが次元と擬似親子だった事や、銭形警部が目暮警部の友人で、コナンに麻酔銃を撃たれても眠らず、ルパンがそれをフォローするような形で、得意の変装で毛利小五郎になりすまし、ヴェスパニア王族変死事件の真相を説いたりするなど、「コラボレートならではの、所謂ニヤリとさせられたポイント」が随所に見られました。その王女の忠臣・キース伯爵も、最初は日本の警察に対する態度など何だかくえない奴だと思っていたけど、ヴェスパニア王家にどこまでも尽くした、まさに「黄金の精神」の持ち主だったと言えたでしょう。
しかし王族変死事件、実は王女の伯父にあたるジラード公爵が国の方針をめぐって対立した王女の母と兄を殺害した陰謀で、この事件の流れは、2001年に起こった「ネパール王族殺害事件」(当時のビレンドラ国王の皇子が国王を暗殺した後、自らも自殺を図り意識不明のまま即位したが、まもなく死亡し、伯父でビレンドラの弟にあたるギャネンドラがその後即位したが、ギャネンドラ一家の陰謀説も根強い。)に似ているのが印象深かったですが、そのジラード公爵、キャラクターが凡庸で悪役としては役不足な印象は拭えなかったと思います。しかも、最後は爆発で大怪我とその末路は自業自得なのですが、屋良有作氏を起用するには勿体無い役だったとも思います。昨日、「毎日母さん」という妙なアニメが目に入り、その母さんの声優は森久美子氏でしたが、どうせならこういう役にこそ芸能人を起用すればいいじゃんと思うのは捻くれた見方ですかね?しかしまあ、最後はルパンと王女の母の、美しい(?)過去エピソードも明らかにされ、密入国した形となったコナンも警官に扮したルパン達の協力で無事帰国できたなど、十分良作レベルの作品だったと思います。そういえば、蘭ちゃん役の山崎和佳奈氏は、デビュー作からしてモンキーパンチ氏原作の「緊急発進セイバーキッズ」でしたが・・・・・・
あと、途中CMでこのコナンとヤッターマンの時間帯移動も知りましたが、コナンは土曜の夜だからともかく、ヤッターマンは日曜の早朝・・・・・・・・お兄ちゃん(誰の事だよww)は仕事からの解放感もあって、その時間は寝てますな。(苦笑)だから、妙な芸能人とのコラボとかなんてやらなければよかったのに・・・・・・・実写映画版はそれなりにヒットしているようですが・・・・・・・・・・・
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