廃校を活用した福島県いわき市の川前支所の新庁舎が完成し、3月10日から業務を始める。14日に市内川前町下桶売の新庁舎で完成式を行い、関係者が地域の新しい拠点の誕生を祝った。
現在の川前支所は1960(昭和35)年度に完成し、建築から60年以上が経過。老朽化や耐震性の課題に加え、土砂災害特別警戒区域に立地していて市が新庁舎の整備を進めていた。
新庁舎は2023(令和5)年度末で廃校になった桶売中の校舎を一部改修した。鉄筋コンクリート造3階建てで、整備費用は約2億5千万円。支所機能は1階と2階に入り、防災備蓄倉庫なども備えている。市によると、市内で学校校舎に支所を置くのは初めてという。
完成式で内田広之市長が「中山間地を守ることが市街地を含めて市全体を守ることになる。今後も活性化に全力を尽くす」とあいさつし、永山宏恵市議会議長が祝辞を述べた。
(いわき版)