NHK朝ドラ「おむすび」 小松原(大鶴義丹)の真実、永吉(松平健)の通夜で語られる フォロワー「こんなに泣かされるとは」

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「おむすび」第105回から。小松原弘樹役を演じる大鶴義丹(C)NHK

女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが28日更新され、結の祖父・永吉(松平健)の通夜に、その昔、永吉が人助けのため大金を貸した人物の息子が現れ、その後の事情が告げられるシーンの画像ならびに動画が投稿された。

★以下ネタバレあり

投稿文では「通夜に現れたのは、あの日永吉さんが助けた小松原さんの息子さん。米田家の呪いが時を越えて人々の気持ちをつなぎました」とつづられている。

放送では、2019(平成31)年2月。大往生で旅立った永吉の通夜が糸島で営まれる。家族だけが会場に残っている午前1時、岐阜に住んでいるという「小松原」と名乗る男性が焼香にやってきた。永吉は1976(昭和51)年、長良川の洪水にトラック輸送の最中に直面。家も家財道具も流されて、5歳の息子が意識不明となり困窮していた男性、小松原良助(大鶴義丹)に金を貸していた。その後連絡はなかったが、今回訪ねてきたのは良助の息子、弘樹(大鶴二役)だった。

弘樹によると、父の良助は洪水の半年後に過労で亡くなった。意識不明だった弘樹は回復して親戚に引き取られ、何も知らずに生きてきたが、良助の遺品から最近、永吉宛ての100万円の借用書が見つかり、お金を返しに来たという。糸島の米田家を訪ねたところ、永吉が亡くなったことを知り、通夜会場にやってきたという。

恐縮して「遅うなって、本当に申し訳ありませんでした!」と封筒に入った金を差し出す弘樹。聖人は家族について質問し、息子が2人いると聞くと、「これはご家族のために使ってください」と受け取りを固辞。困惑する相手を前に、聖人は「僕がもらうと、『コラー、聖人。きさん、なんしよっとかー!(貴様、何してるんだ!)』と、オヤジが棺おけから出てきてしまいますから」と泣き笑いの顔で語る。

そして「小松原さんが来ていただいただけで、オヤジは喜んでいると思いますよ」と告げる。

困っている人を助けずにはいられない「米田家の呪い」のせいで大学へ行けなかった聖人。だが今では真実を知り、永吉への恨みも薄らいでいた、といったシーンが描かれた。

フォロワーからは「素晴らしいシーンでした。『受け取ったら親父が棺桶から出てくる』。聖人さんらしい言葉。想像したら笑った。泣いたり笑ったり神回でした!」「永吉さんのお人柄でお世話をした方達がお別れに来て下さって、最後にはあの時のお金が息子さんから返って来るとは。聖人さんの演技にもぐっときました」という反響が寄せられている。

役者の演技力に感嘆する意見はほかにも。「このシーンは本当に良かった。大鶴さんと北村さんは流石の演技力でした」「小松原さん来訪は予想できても、こんなに泣かされるとは。役者さんって凄い」といった感想が寄せられている。

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