秋田大学医学部附属病院 患者の体内にチューブ残すミス
秋田市の秋田大学医学部附属病院は、去年、腹部の手術を受けた患者の体内に長さおよそ5センチのチューブを残す医療ミスを起こしていたことを明らかにしました。
秋田大学医学部附属病院によりますと、去年、県内に住む60代男性の腹部の手術を行った際、体内に埋め込まれていた人工的な血管を取り除くために使用した長さ5センチ、太さ1.4センチのビニール製のチューブを体内から取り出すのを忘れ、残したままにしていたということです。
手術から10日後の検査で体内にチューブが残されていることがわかり、病院は男性と家族に謝罪するとともに、チューブを取り除く手術を行ったということです。
男性は体調に問題はなく、その後、無事に退院したということです。
病院によりますと、医師らが手術中に起きた大量出血の対応に注力したため、チューブの回収に気づかず手術を終えたということです。
また、緊急手術だったことから、急きょ必要となったチューブがなくなったことに誰も気づかなかったということです。
病院では今後、緊急手術であっても医療器具のリストの記載を徹底していくとしています。
秋田大学医学部附属病院は「再発防止に向け、病院全体で安全対策に取り組んでいく」としています。