高裁も難民不認定取り消し アフリカ北部の男性同性愛者―大阪

配信

 同性愛者であることを理由に母国で迫害される恐れがあるとして、アフリカ北部出身の30代男性が、難民不認定処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が27日、大阪高裁であった。三木素子裁判長は「同性愛者を理由に身柄拘束や訴追を受ける現実的な恐れがある」として、不認定処分を取り消した一審大阪地裁判決を支持し、国側の控訴を棄却した。<下へ続く>

 三木裁判長は、男性の出身国にはLGBTなどの性的少数者を処罰する規定があり、実際に身柄拘束や訴追が行われていると指摘。警察による逮捕者も増加するなどしており、出身国の政府が「迫害を放置しているとの評価を免れない」と判断した。

難民不認定取り消し 同性愛「逮捕の恐れ」―アフリカ北部の男性・大阪地裁

 判決などによると、男性は2019年12月に来日。翌月に難民認定を申請したが、大阪出入国在留管理局は21年2月、不認定処分とした。男性が提訴し、大阪地裁は昨年7月、「帰国すれば逮捕や訴追の恐れがある」として処分を取り消した。国が不服として控訴していた。

最終更新:

この記事にコメント

人気記事

ピックアップ

ページトップへ
window.addEventListener('load', function () { if ('serviceWorker' in navigator) { navigator.serviceWorker.register("/serviceWorker.js", { scope: "/sp/" }).then(function (registration) { console.log("serviceWorker registed."); }).catch(function (error) { console.warn("serviceWorker error.", error); }); } });