Sasha Sasha
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奢り奢られ問題

こんにちは。写真はハワイの叔母が作ってくれたミートソースのパスタとガーリックブレッド&サラダ。とても美味しかったです。

今回は今更ながらですが、数ヶ月前に「女性は奢られて当たり前」発言で炎上していた話題について触れてみようと思います。
今回の記事も誰かの何かのヒントになりますように。。。

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個人的な意見

日本文化では女性が奢ってもらえる確率が高いというのは私も実体験から感じています。ただ、それをいかなる理由であれ「当たり前」に思うか否かは個人差があると思います。

個人的には、何に対しても「当たり前」という気持ちがあると「感謝」の気持ちがなくなるので人としてダメだなっと思ってしまいます。

誰かに何かをしてもらえることを「当たり前」に思うということは「ありがとうございます」と言葉で言ってても本当は感謝していない訳です。その心が女性としてというより人として悲しいと思います。

これは英語では「Entitlement」と言いますが、自分は〇〇に値すると自負している状況です。この気持ちは周りの人への感謝をなくし、逆に自分がそれを得られない状況になると不平不満を言うという悪循環を生み出します。

ちょっと話が逸れましたが、「男性が女性に奢るという文化」についても、もしかしたら一昔前の日本やどこかの国では当たり前なのかもしれませんが、個人的には「何事も当たり前だと思わない」というのをモットーに生きているので、当たり前に思う発想自体が好きではありません。

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学生時代の体験談

ちょっと堅くなってきたので私の体験談をシェアしてみようと思います。
一番最初に私がきちんとお付き合いした男性は、いわゆる裕福な家の方で「女性には一切お金を出させない」という教えを受けた人でした。

高校時代にお付き合いを始めて3年以上一緒にいたのですが、その間、本当に一度もお金を払ったことがありませんでした。さすがに悪いと思って時々は出そうとしましたが断られてしまっていたので、誕生日や記念日じゃなく
てもプレゼントをするという形でお返しをしていた気がします。

その方とお別れをして、その後にお付き合いした方は真逆の人でした。もともと裕福でない田舎出身の方で、大学から都内に出てきて1人暮らしをしていました。いわゆる普通のワンルームの狭いアパートで住んでいました。

彼は私の2つ上の先輩で何度か告白をされて付き合うことにしました。最初の頃は年上ということもあり全て奢ってくれていました。ところが、お付き合いが続くにつれて互いの家族や経済状況を知っていくようになり、彼の態度が変わっていきました。

彼は1人暮らしでバイトをしていましたが給料日が来るまで厳しいなんて月もあるようでした。一方、私は遠かったのですが実家暮らしでバイトのお金は全て自分のお小遣いとして使えていたので、正直かなり余裕がありました。

それに気づいた彼はついにある日私にこう言ってきました。

サーシャは実家暮らしでお金に余裕があるんだから半分は出して欲しい

まあ、ごもっともな意見だと思います。でも、最初の彼との違いに愕然としましたし、最初の頃に全て奢ってくれて優しかった彼ではなくなってしまったように感じました。

でも別れる理由というほどでは無かったので、そのままデートをしていましたが彼の金銭面の状態で行ける店は限られていたし、私にも不満が募ってきました

それが決定的になったのが今でも忘れない「マックのポテト事件」。私の中では事件と言えるほどの衝撃的な出来事で、きっと一生忘れられない今となっては笑い話です。

この日も給料日前で金欠という状態の彼だったので、夜ご飯はマックで済ませようとなりました。私はポテトのカリカリが好きで、彼は柔らかいのが好きで、2人で大きいサイズのものをシェアしていました。

その日のポテトはカリカリが多めで、食べ終わった頃に彼から

今日はカリカリが多めだったから、サーシャ、あと50円ちょうだい

この言葉を聞いた時、正直、一瞬思考が止まりました。カリカリが多かったのは分かってはいましたが「50円?何のこと?」と思ってしまいました。

きっと食べている間、彼は私がどれくらいポテトを食べていたのか考えていたのでしょう。そして、割り勘にしたけど実際には私の方が多くポテトを食べていたので「50円は僕が払うべきではない」と思ったようです。

それまでお金持ちの彼と付き合い一切お金を出してこなかったこともあり、19歳の私には本当に衝撃的でした。そして、その日は50円を払った後、直ぐに実家に帰ることにしました。

*** *** ***

豊かさとは?

この事件以降、私は貧乏な人とは付き合わないと心に決めました。それは、奢って欲しいからとかではなく「お金がないと心も貧しくなる」と言う事を知ったからです。

そこから更に大人になり色々な人を見ていく中で、お金があっても心が貧しい人もいると言うのも知りました。ですが、最低限のお金があると言うのは本当に大事で「明日まで100円しかない。どうしよう。」みたいな状態の人は、心がどうしたって豊かにはなれません。

少なくともポテトを数本多く食べたくらいで50円ちょうだいと言って来るような人とは価値観が合いません。自分が留学時代に貯金を切り崩す生活で貧乏ちっくな気持ちになった時にも、このような発想にはなりませんでした。

これってきっと生まれ育った環境とかも影響していると思うので、金銭面
の価値観が合う人とじゃないと一緒に過ごすのは大変
です。そして、金銭面の豊かさと心の豊かさは比例はしないけど、反比例は絶対しないと言うのも学びました。

この豊かさについては、まだまだ書けそうな気がするので今回はここら辺にしておきますが、いつか私なりの持論を書かせていただこうと思います。というわけで、今日の一言はこちら↓

"The greatest wealth is to live content with little." by Plato

*今日の1曲:"友人A” by Creepy Nuts                   聴けば聞くほど癖になる曲。何だか学生時代を思い出します。

https://www.youtube.com/watch?v=vA9S_KC38wM&list=PL3p_ZZJ9bvjHZXA7KGTGsbSs_rEawd3O_&index=103


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