カッコのある計算問題は少しややこしく感じてしまいますね。小学生の頃に習ったものですが、大人になってから計算する機会が減り、忘れてしまっているかもしれません。
どうやって計算していくのが正しいでしょうか。サッと復習して、思い出しておきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
2+(6−2)÷4
まずはカッコをどうしたら良いか確認しておきましょう。
解説
この問題の答えは「3」です。
基本的には、掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算するのでしたが、カッコを含む場合はどうだったでしょうか。
<カッコを含む計算の計算順序>
・まずはカッコの中を、掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算する。
・残りの計算を掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算する。
今回の問題の場合は、まず、カッコの中の「6−2」から先に計算します。
6−2
=4
カッコの中を計算したので、式を整理してみましょう。
2+(6−2)÷4
=2+4÷4
足し算と割り算が残っていますので、割り算→足し算の順を守りましょう。ここまでの計算をまとめて、答えを出していきましょう。
計算する部分を太字にしていますので、確認してみてください。
2+(6−2)÷4
=2+4÷4
=2+1
=3
これで計算は完了です。計算順序について、思い出せましたか。
まとめ
今回はカッコを含む計算問題でした。カッコを含む場合は、カッコの中の計算を最優先にして、カッコを処理してから残りの計算を行うのでした。
意外とこの計算順序を忘れてしまうので、しっかり復習しておきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
もう一問挑戦!