入院中の3歳女児が医療事故で死亡 気道確保のチューブ外れる、岐阜県総合医療センター
2025年2月27日 11時29分 (2月27日 18時56分更新)
岐阜県総合医療センター(岐阜市)は27日、2024年7月に、入院していた県内在住の当時3歳の女児の気道を確保するためにつけたチューブが外れ、心肺停止となる医療事故があったと発表した。女児はその後、死亡した。
センターによると、女児は同年6月に入院。気道切開の手術を受け、喉に気道を確保するチューブ「気管カニューレ」を付けていたが、7月下旬の午前9時ごろに主治医が回診した際、カニューレが外れて心肺停止状態の女児を発見した。外れた原因は分かっていない。
女児の意識は戻らず、約1カ月後に死亡した。女児は声門付近にしこりがあり、カニューレが外れると気道がふさがってしまう状態だった。事故の3時間ほど前に...
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