「辞職せなあかんルールでしょ」百条委の委員たちから厳しい声 兵庫維新が２県議に除名・離党勧告の処分で
兵庫維新の会に所属する兵庫県議２人が、ＮＨＫ党の立花党首に情報提供していた問題で、兵庫維新の代表が２６日午後、会見を開き、県議らを除名や離党勧告とする処分を発表しました。 これを受け、百条委員会の委員からは「議員辞職すべき」など厳しい声が聞かれました。 ひょうご県民連合の上野英一議員は「もちろん議会として、なんらかの対応をする必要がある。当然、維新さんの論理からしても、除名処分っていうのは本来、辞職せなあかんルールでしょ」と、「辞職」という言葉を出しつつも、「百条委員会でどうこうできる話ではない。議会としてどうするか」と、議会の判断に委ねる姿勢をみせています。 共産党の庄本悦子議員は、増山誠議員が除名ではなく、離党勧告にとどまったことについて、「個人のプライバシーに関することを他人に渡して、本当のことかもわからないまま渡して、それが知事選に大きな影響を与えた。このプロセスをみると本来なら２人とも議員辞職すべきではないかと思っている」と厳しい姿勢をみせました。 無所属の丸尾牧議員は県議２人が無所属で活動を続けることについて、「ことの重大さを理解していただいて、自ら判断していだくのが好ましい」と話しました。
ABCテレビ
