(日本生命セ・パ交流戦、ロッテ0-1阪神、3回戦、ロッテ2勝1敗、2日、ゾゾマリン)投手戦は趣味に合わない虎ソナも、このスミイチ、1-0完封にはしびれた。優勝もしていないのに抱き合うバッテリーにも否定的だったが、才木&梅ちゃんの抱擁シーンに「ようやった!」と声を上げていた。
試合前。当番デスク・阿部祐亮が調べていた。
「交流戦の開幕5連敗はいつ以来かな、と。和田監督の時でした。僕がトラ番キャップですね」
何となくイラっとした。すでに敗戦を覚悟しているような口調だったから。まあ、これがデスクの大事な仕事ではあるのだが。
才木は必死で投げていた。森下の一発しか援護はないが、何にもないよりマシだ。固唾をのんで見守っていたら、デスク阿部が再び調べ始めた。
「シーズンで2度、1-0完封した投手って、そうはいませんよね。いま、阪神では誰以来か、調査を開始しました」
今度は、こちらまでうれしくなった。シーズンに1度、実現するだけでも大変なのに、2度なんて。やがて、才木の気分爽快になるヒーローインタビュー。超一流の仲間入りだ。