山藤章二やまふじしょうじ
イラストレーター
1937年、東京生まれ。長年、イラストレーターとして雑誌の挿し絵や風刺漫画などを手がけてきた。中でも週刊誌で連載した「ブラック・アングル」は、政治家や芸能人の特徴をうまくとらえた独特の似顔絵に、風刺のきいたことばを添えた作品で、人気を集めた。2004年紫綬褒章受章。NHKの番組では、『日本語再発見』(1984年度)、『お笑い指定席』(1989~1990年度)などでイラストを担当、『日本再発見』(1988年度)、『こちら、ことば探偵局 追跡!20歳の言葉』(1990年度)、『あの日 昭和20年の記憶』(2005年度)などに出演。87歳。
- 50音
- 「や」
推理バラエティー 誰もいない部屋 (1999)
部屋とそこに置かれたモノから、住人の年齢、職業などのプロフィールを推理する知的エンターテインメント番組。推理という味付けを楽しみながら、部屋と人の関係の奥深さを知るとともに、さまざまな職業のさまざまな人生の断片を垣間見ることができる。司会:内藤剛志。出演:渡辺満里奈、林家こぶ平、山田五郎、香山リカほか。総合(日)午後11時からの44分番組。
ゲーム 数字でQ (1991-1992)
身近な数字が語る情報をクイズにし、司会者と解答者のユーモアあふれるトークで楽しむゲーム番組。毎回テーマを設け、アンケートや金額などの数字を中心に、街頭インタビュー、ナポレオンズの“数字のマジック”をまじえた構成で現代社会を考察した。司会は古舘伊知郎、東ちづる。レギュラー解答者は山藤章二、水沢アキ、石原良純、森末慎二。総合(火)午後7時30分からの28分番組(初年度)。
こちら、ことば探偵局 追跡!20歳の言葉 (1990)
成人の日特集。生きた日本語の不思議さ、不可解さなど、言葉に関する疑問を事件に見立て、アナウンサーが探偵となって解明するスタジオバラエティー番組。番組ではとかく批判の多い若者言葉を追跡する。出演:山藤章二、俵万智、広瀬久美子、内山俊哉、道傳愛子、渡部英美ほか。