八戸の病院に再度立ち入り検査 元院長ら犯人隠避容疑で逮捕

八戸市の病院で院内の殺人事件を隠蔽しようとしたとして、元院長らが逮捕された事件を受けて、市と県が26日、2度目の立ち入り検査を行いました。
適切な医療体制が取られてきたかなどについて引き続き調べることにしています。

おととし、八戸市の「みちのく記念病院」で起きた殺人事件を隠蔽しようとしたとして今月14日、元院長と医師の2人が犯人隠避の疑いで逮捕されました。

これを受けて市と県は先週、医療法に基づく立ち入り検査を行いましたが、26日、2度目の立ち入り検査を行ったことが関係者への取材で分かりました。

市と県は▽適切な医療体制が取られてきたかや、▽過去に同じような事案が起きていなかったかなどについて詳しく調べることにしています。

宮下知事はこれまで、病院に対する立ち入り検査を繰り返し行うと述べるとともに、検査の結果しだいでは、改善措置命令や病院の開設許可の取り消しなどの行政処分を出す可能性も示しています。

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