立命館大は25日までに、2、3日に実施した2025年度一般入試の「日本史」など3科目で出題ミスがあったと発表した。いずれも16、17日の合格発表前に判明したため、合否に影響はなかったという。
立命大によると、2日の「日本史」は選択肢から一つを選ばせる設問で、正解と捉えられる選択肢が二つあった。3日の「物理」は設問の誤りで正解が選択肢に存在しないと受け取られる可能性があった。どちらも配点は100点満点中2点で、全員正解とした。2日の「生物」は誤っている選択肢を全て選ばせる設問だったが、選択肢の一つに漢字の誤記があり、この選択肢も正解に含める措置をとった。
日本史は2111人(立命館アジア太平洋大の受験者含む)、物理は理工学部など4学部の2620人、生物は情報理工学部など6学部の556人がそれぞれ受験した。