しばらくしてベルはヴェルフとの話終える
そして疑問に思っていたことを口にする
「そういえば僕の『冒険』についてくるってどう言うことですか?」
「ああ、それはな、お前のパーティーに入れてくれってことだ」
「パーティーにですか?」
「おう」
「えっと本当に僕なんかでいいんですか?」
「いいんだよ、むしろ俺はお前がいい一緒に冒険するならな、それに俺にだってメリットはある」
「メリットですか?」
「ああ、俺達下級鍛治言われてるか知ってるか?」
「えっと、すいません、わからないです」
「俺達はLv.1だこれでわかるか?」
「もしかして発展アビリティですか?」
「正解だ、俺は発展アビリティが欲しい、ま、俺がお前の『冒険』が見たいってのもあるけどな」
「えっと、それじゃあよろしくお願いします」
「おう、よろしくな、後敬語はやめてくれ」
「えっと、うんわかったよヴェルフ」
ヴェルフとベルが握手をするそれを見てアイズが
「ヴェルフさん…ずるい…私にはまだ敬語なのにベル…」
「ははは!だってよベル」
「む、無理ですよぉ!」
「むう…いいもん…私はベルと一緒に寝てるから…」
「え?何お前らそういう仲だったの?」
「違います!!いや違うわけではないんですけど!」
ベルが焦り、ヴェルフが笑い、アイズが違うの?と言う顔をしてベルに近づく
そんな状況がしばらく続きヴェルフが話し始める
「そういえば、ベルはダンジョンに潜るのは明日からか?」
「うん、今日は休みって言われちゃって…」
「なら明日からだなそれとお前の武器を作ってもいいか?」
「いいの!?」
「おう!俺がお前の武器を作ってやる」
「本当に!?ありがとう!」
「希望の武器種はあるか?」
「えっと大剣かナイフかな」
「何か使いたい素材はあるか?」
「なら、これかな?」
ベルはミノタウロスの片角を出す
「これは…ミノタウロスの片角!?お前これ倒したのか!?」
「えっと、うん」
「お前…姫さんこれまじか?」
「うん…ベルが倒したよ…」
「まだベルってLv.1だよな…」
「うん、けどランクアップはできるんだって、見る?これだよ」
ベル・クラネル
Lv.1
力:D568→SSS1267
耐久:E498→SS1047
器用:D547→SS1157
敏捷:C689→SSS1347
魔力:I0→S907
・魔法
【】
・スキル
【
・能動的行動に対するチャージ実行権
【
・戦闘時発展アビリティ【魔導】の発現
・戦闘時発展アビリティ【精癒】の発現
・戦闘時魔法スロットを使用しない形で【
詠唱式【
・戦闘時魔法スロットを使用しない形で【サタナス・ヴェーリオン】の発現
詠唱式【
戦闘時、魔力と器用に超高補正
【
・戦闘時発展アビリティ【狩人】の発現
・戦闘時発展アビリティ【耐異常】の発現
・戦闘時魔法スロットを使用しない形で【レーア・アムブロシア】の発現
詠唱式【父神よ、許せ、神々の晩餐をも平らげることを。】【貪れ、炎獄の舌。喰らえ、灼熱の牙】
・戦闘時魔法スロットを使用しない形で【
詠唱式【英雄は果て、希望は失われた、しかして彼らの導は消えず、我らの灯火となる、今ここに告げよう、我が名は父神(ちち)の系譜である】
・戦闘時、力と耐久に超高補正
「姫さんこれ…」
「うん本当」
「ベル…」
ヴェルフがベルの肩を掴む
「どうしたのヴェルフ?」
「ベル、迂闊にステイタスを見せるんじゃないぞ…わかったな…」
「う、うん」
ひとしきりヴェルフがベルに説教した後ベルとアイズが黄昏の館へと戻り食堂にて
「そういえばアイズさんって明日ついて行くんですか?」
「ついていきたいけど…武器の借金返さないといけないから明日は中層でモンスター倒さないと…」
「そうなんですね、頑張ってください!気をつけて行ってきてください」
「むっ………」
ベルはむすっとしたアイズに気づかずに食べ始めた
「ベル…食べ終わったら訓練ね…」
「え!?」
そういうとアイズは食べ始めた、それを聞いたベルは驚いているが嬉しそうにしている
食べ終わった後のベルは嫉妬に駆られたアイズにボコボコにされ結果アイズの抱き枕にされたわけだが
翌日
「ロキ様、呼ばれたから来ましたけどどうしたんですか?」
「ん、いやなあ、今日はヘファイストスのとこの眷属と行くんやろ?ならステイタスの更新しといた方がええと思ってな」
「そうなんですね!わかりました!」
「んじゃあ更新しよか」
恩恵の更新を始めるしばらくしてロキが口を開き始める
「…ベル魔法が発現しとった」
「え!?本当ですか!?」
「…とりあえず書き写すな」
「はい!」
ベル・クラネル
Lv.1
力:D568→SSS1267
耐久:E498→SS1047
器用:D547→SS1157
敏捷:C689→SSS1347
魔力:I0→S907
・魔法
【
・英雄魔法
【英雄は未だ現れず、世界は英雄を求める】【一族の救済を求める獣人、故郷の奪還を求めるドワーフ】
【歌を紡ぐ妖精、絶望に取り憑かれた星読み、運命に縛られた囚われの王女】【道化を見守る妖精、旅をする鍛治師】【さあ神々よ御笑覧あれ、我が名は
【さあ、喜劇を始めよう】
・スキル
【
・能動的行動に対するチャージ実行権
【
・戦闘時発展アビリティ【魔導】の発現
・戦闘時発展アビリティ【精癒】の発現
・戦闘時魔法スロットを使用しない形で【
詠唱式【
・戦闘時魔法スロットを使用しない形で【サタナス・ヴェーリオン】の発現
詠唱式【
戦闘時、魔力と器用に超高補正
【
・戦闘時発展アビリティ【狩人】の発現
・戦闘時発展アビリティ【耐異常】の発現
・戦闘時魔法スロットを使用しない形で【レーア・アムブロシア】の発現
詠唱式【父神よ、許せ、神々の晩餐をも平らげることを。】【貪れ、炎獄の舌。喰らえ、灼熱の牙】
・戦闘時魔法スロットを使用しない形で【
詠唱式【英雄は果て、希望は失われた、しかして彼らの導は消えず、我らの灯火となる、今ここに告げよう、我が名は父神(ちち)の系譜である】
・戦闘時、力と耐久に超高補正
「これや」
「やった!!魔法だ!」
「よかったなベル」
「はい!あ!もうヴェルフとの約束の時間だ行ってきますね!ロキ様」
「ん、気をつけるんやで!」
「はーい!!」
ベルは部屋を出ていきヴェルフの元へと向かった