変更セットでのプロンプトテンプレート+プロンプトフローのリリースエラー事例と開発時の注意点

変更セットでのプロンプトテンプレート+プロンプトフローのリリースエラー事例と開発時の注意点

Salesforceを利用したプロンプトテンプレートリリース作業中に発生したエラー事例をもとに、今後の開発時に意識すべきポイントをまとめました。
変更セットでのプロンプトテンプレート+プロンプトフローのリリースエラー事例と開発時の注意点
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変更セットでのプロンプトテンプレート+プロンプトフローのリリースエラー事例と開発時の注意点
漁氏
2024/12/09 17:08:23
Salesforceを利用したプロンプトテンプレートリリース作業中に発生したエラー事例をもとに、今後の開発時に意識すべきポイントをまとめました。この情報は、リリース時のトラブルを未然に防ぐための参考としてお役立てください。

事例の概要

Sandbox環境で作成されたプロンプトテンプレート、テンプレートトリガープロンプトフロー(以下プロンプトフロー)、起動用画面フローのリリース時に、エラーが発生して変更セットを本番環境にリリースできないという問題が確認されました。

エラー文章:Failure to Create template~問題が発生したため、プロンプトテンプレートを検証できませんでした。:error while executing data provider~」

原因は以下の2点と考えられます。
    1. プロンプトテンプレートで「Flex」を利用していた。
    2. プロンプトテンプレートとプロンプトフローを同時にリリースしようとした。

※厳密には以下の通り
・プロンプトテンプレートのリリースには事前にプロンプトフローを有効化する必要がある。
・種別がFlexのプロンプトフローは単独で先に有効化することができない
・結果としてリリース時に詰む。

開発時の注意点

この事例を踏まえ、プロンプトテンプレートやプロンプトフローの開発・リリース時に注意すべきポイントを以下にまとめました。

1. テンプレート種別「Flex」を使用しない

プロンプトテンプレートの種別には「項目生成」または「レコードサマリー」を選択するのが無難です。「Flex」を使用した場合、リリース時にエラーが発生する可能性があり、公式でも制限事項として記載されています。
    関連記事:Salesforce公式ヘルプ: プロンプトフローの制限事項

ちなみにテンプレート種別Flexでも、項目生成用のプロンプトフローを使えば問題なくリリースはできます。
  

2. リリース順序を工夫する

○ まずプロンプトフローを先にリリースして有効化します。
○ その後でプロンプトテンプレートをリリースします。

その他の知見

• Flex種別プロンプトテンプレートの扱い

Flex種別のテンプレート自体は変更セットでリリース可能ですが、関連するプロンプトフローや起動フローの設定によりエラーとなる場合があります。

• 項目生成とレコードサマリーの違い

○ 項目生成: 特定の項目へのデータ生成が目的。Lightningページへの設置が可能。
○ レコードサマリー: レコード全体の要約が目的。機能面では項目生成で代替可能なことが多い。

結論とおすすめのアプローチ

• リリース作業の前にSandboxで十分に検証を行い、設定に問題がないことを確認してください。
• テンプレート種別は「項目生成」や「レコード要約」を主に使用し、Flexの利用は必要最小限に留めましょう。


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