若い頃は「生意気だった」という。「『これ書きたい』と訴えてばかり。知ったことは伝えたいという思いが強かった」。その思いは今も変わらず、警視庁キャップになった現在も、部下に「お前しか知らないことなんだったら書け。お前がこだわらなければ世に出ないんだぞ」と、常に言い含めている。
「つい、『もっと書け』『こういうふうに書けるだろ』とハッパをかけてしまう。そういう性格なので仕方ないけど、若いヤツは大変かも」
最近、東京都内で保護された男性を警察官が認知症と気づかず、公園に放置し、男性がけがをする事案があった。部下は別の取材中に情報を聞きつけたが、映像もなく、大きく報じる必要はないと思っていたようだった。
「大事だ」と判断した勝又さんは詳しく報じるように指示。その後、警察官対象の認知症の講習会が開催されたことも報じた。視聴者から大きな反響があったという。「キャップとしてもスクープをとりたい。社会的に反響があるニュースを届けたい。その思いでやっている」