Spring'25 画面フローの「入力を検証」が画面を次に進めなくても発動する予定

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Spring'25 画面フローの「入力を検証」が画面を次に進めなくても発動する予定
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Spring'25 画面フローの「入力を検証」が画面を次に進めなくても発動する予定
Admin
2025/02/10 16:10:02
※あらめて検証し、繰り返しコンポーネントを使用しない画面フローでは想定通りに動くことを確認しましたので、その結果を記した「Spring'25【再挑戦】繰り返しコンポーネントを使わない 画面フロー「入力を検証」は想定通り動く」もあわせてご確認ください。


小さな変化のようでユーザーの操作に大きな影響を及ぼす変更、画面フローにもあるのですが、私の持っている検証環境では不思議な挙動になっています。部分的にうまく動いていない状態なのですが、これが正常に動作する状態でリリースされるとユーザーに喜ばれることまちがいなしですし、既存のフローでこの変更を反映させたい場合はAPIバージョンを変更しないといけないので、記事にしてご紹介します。


というわけで、今日は

画面フローの「入力を検証」が該当のコンポーネント(項目)から移動するとすぐに処理してくれて、ダメな値はすぐに「それ違うよ」って教えてくれるようになる件

について書きます。

該当のリリースノートはこちら

◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASENOTES > Salesforce Spring’25 Release Notes >Salesforcec Flow >Flow Builder Updates >Screen Flow Updates >View Immediate Feedback from Screen Components with Invalid Values

View Immediate Feedback from Screen Components with Invalid Values

Now your flow user can see whether an input value in a flow screen component is invalid when the user changes the focus to outside the component. For example, the user enters a value for an email component. The component validates that the input value contains the right domain as soon as your user clicks another screen component. Previously, component validation error messages appeared only when you moved to another screen or finished the flow.

Where: This change applies to Lightning Experience and Salesforce Classic (not available in all orgs) in Professional, Enterprise, Performance, Unlimited, and Developer editions. It’s not supported in Classic runtime for flows. This feature is only available in flows that run on API version 63.0 or later.

↓日本語訳です。

画面コンポーネントの無効な値に対する即時フィードバックの表示

フローのユーザーは、フロー画面コンポーネントの入力値が無効であるかどうかを、コンポーネントの外にフォーカスを移動したときに確認できるようになりました。例えば、ユーザーがメールコンポーネントに値を入力すると、その値が正しいドメインを含んでいるかどうかが、ユーザーが別の画面コンポーネントをクリックしたときに検証されます。以前は、コンポーネントの検証エラーメッセージは、別の画面に移動するか、フローを終了したときにのみ表示されていました。

対象: この変更は、Lightning ExperienceおよびSalesforce Classic(すべての組織で利用可能ではありません)のProfessional、Enterprise、Performance、Unlimited、およびDeveloperエディションに適用されます。フローの Classicランタイムではサポートされていません。この機能は、APIバージョン63.0以降で実行されるフローでのみ利用可能です。

現バージョンまでの仕様については、キウイさんが「Winter'24 画面フローでの値保持が強化されます」で書かれていたように、次の画面(処理)に移行しようとした際にエラーメッセージが表示されます。




プレリリース組織で確認

既存の画面フローにて、日付コンポーネントの「入力を検証」を設定します。ちなみに今回のフローは「【前編】画面フローの繰り返しコンポーネント:Upsert(作成/更新)、削除を一括で行う」「【後編】画面フローの繰り返しコンポーネント:Upsert(作成/更新)、削除を一括で行う」で作ったものです。


日付コンポーネント「資格取得日」に対して、未来の日付が登録できないように「入力を検証」を設定します。






エラーメッセージ:未来の日付は入力できません。










数式:資格取得日(画面フローの日付コンポーネント)<= {!$Flow.CurrentDate}

※「入力を検証」は画面フロー版の入力規則ですが、入力規則が入力を制限したい条件(一致するとエラーになる)を設定するのに対し、入力を許可する条件(一致すると保存できる)を設定します。




プロパティ編集画面で、APIバージョン「63」を選択して保存します。


保存、有効化を行います。




操作画面を確認


アクションをクリックし、画面フローを起動します。

日付コンポーネント「資格取得日」で未来の日付を入力しようとすると、即座にエラーメッセージが表示されました。


【更新】をクリックしても、次の画面に進まず、データを登録することができません。


ただし、過去の日付を入力してもエラーメッセージが表示されたままなのです。
リリースノートのとおりであれば、エラーメッセージは表示されないはず。


構わず入力を続けて【更新】を行うと、新規でレコードが追加されていました。エラーメッセージの表示は出るものの、データの更新には影響がないようです。



APIバージョンを上げるときもテストをしましょう

何度かテストしましたが、動作が安定していないようです。稀にプレリリース組織への反映が遅れていることもあるので、本番のリリース時には解決していると思います。また、私の持っている組織の問題かもしれません。
冒頭でも書いたように想定されている本来の動作であればとても便利なので、Spring'25のリリースを迎えたらテストを行い、問題がなさそうであれば既存の「入力を検証」を設定している画面フローのバージョンを上げてみてはいかがでしょうか?


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