主人公

「だって俺モンスター怖いもん！できたら戦いたくない！」

モンスターを癒す“癒術”の才能に恵まれた少年。無気力かつモンスター恐怖症なため、辺境の村で平凡な日々を送っていた。ある日、瓶詰め少女メルクの「自分を知りたい」という願いを聞き入れ、世界を巡る旅に出る。最初は頼りないところもあったが、旅の途中でさまざまな人々、モンスターと出会い、”癒術士”として少しずつ成長していく。

メルク

「私は自分が何者か知りたいのです！」

主人公の父親が、露天商から10ゴルドで引き取った瓶詰めの少女。最初はただの液体だったが、眠りから目覚めて少女の姿になったという。それ以前の記憶がなく、自分が何者なのか知りたいと思っている。趣味は読書で、たまに読んだ本の世界にハマりすぎることも。指輪などのカワイイものも大好き。

ソリチュア

「夢の世界も、楽しいとは思うけれど」

彼女は、夢と現（うつつ）のはざまにいた。病弱な身体を引きずりながら。２つの世界の境界線上にいながら、彼女はひとり、戸惑っていた。友からもらったぬいぐるみを抱えながら、ひとり怯えていた。夢の世界に憧れつつも、現に心残りがあったからだ。しかし、彼女は今日も、夢の中の夢にいる。

ターニップ

「にゅふふふふふ～っ！」

いたずらと人をからかうことが大好きな、死者の国の少年。人に知られたくない秘密を集めるのが得意で、騒動を起こすことも多い。しかし、意外と義理堅く、恩のある相手には彼なりに誠意を尽くす。無視されることが大嫌い。

メザノッテ

「私は全てに平等だ。…主はそう言ってる」

いつも教典を持ち歩く、信心深い少年。彼の名は死者の国における聖人の名から付けられており、とても誇りに思っている。行動理念の全てが教典に基づき、教えに反することは絶対にしない。話すときさえ、教典から言葉を引用する。

ローレン

「ワタクシサマに逆らおうなんて、イカした度胸してんじゃーん！それともイカれてるだけか？ハハッ」

死者の国で異端児と呼ばれる少女。暴君と名君の紙一重ながらも、カリスマ性は本物。彼女に魅せられる者は多く、一大勢力を築き始めている。上品とは程遠い性格ゆえに、ミスティカとは犬猿の仲である。

バルトロメイ

「またフラれた！？」

辺境調査隊第５番隊の隊長を務める青年。女性にモテなさすぎて、世界中の恋人たちの邪魔をしたい欲望と毎日戦っている。戦闘面においては他の隊長と比べても１、２を争うレベルで飛び抜けているが、その反面頭を使うことが大の苦手。部下であるヴァレリーへの信頼は厚い。