朝ドラ「おむすび」“4つの謎”は後半で解明される? 結(橋本環奈)と歩(仲里依紗)異父姉妹説、聖人(北村有起哉)に妹がいた!?

第20話の場面から。米田愛子(麻生久美子)、歩(仲里依紗)(C)NHK
第20話の場面から。米田愛子(麻生久美子)、歩(仲里依紗)(C)NHK

今年の9月30日に始まった111作目のNHK連続テレビ小説「おむすび」が、27日の放送で前半戦を終えた。物語は「福岡・糸島編」から始まり、第8週から「神戸編」に突入。ヒロイン米田結(橋本環奈)が栄養士として奮闘する姿などが描かれ、連日、多くの視聴者を楽しませている。ドラマの前半を振り返ると、結はもちろん、彼女の周りにいる多くのキャラクターが活躍して物語を動かしてきた。代表的なところで言えば、姉の歩(仲里依紗)、両親の聖人と愛子(北村有起哉、麻生久美子)、そして結がギャルになるキッカケを与えた「博多ギャル連合(ハギャレン)」の面々だろう。結を救い、そして導くなか、印象的な姿を残してきた彼女たちだが、これまでの放送を見返してみると、ちょっとした会話や何気ないやり取りで見る側を少し考えさせるような意味深な描写がある。それらが後半でどこまで「回収」されるか? そんな気になるポイントを4つピックアップし、「おむすびの謎」と題して振り返っていく。

キャスト相関図・これまでの全話あらすじ

いまだ消えない? 結と歩の「異父姉妹説」

やはり視聴者の間でいまだにくすぶっているのが結と歩の「異父姉妹説」だ。

キッカケは第33回(11月13日放送)。当時高校3年生だった結に愛子が「結と同い年の時には、お姉ちゃん、おなかにいたから」と発言したことだ。愛子は若いころ名古屋でスケバンをしていたことが、第14回(10月17日放送)で結の祖母、佳代(宮崎美子)によって語られていたが、この日、若くして長女を妊娠したことが明らかになり、視聴者が早速反応した。

第12回(10月15日放送)の回想シーンで、聖人は大阪万博が開催された1970年で11歳だったという説明があることから、聖人は59年か58年生まれとなる。結は平成元(89)年(88年度)生まれなので、8歳年上の歩は80年か81年生まれ。すると、当時まだ二十歳を過ぎたばかりで、神戸でまじめに働いてたと思われる聖人が、名古屋で女子高生をしていた愛子を妊娠させたことに疑問がわく。その後、第53回(12月11日放送)で聖人と愛子のなれそめが明かされ、愛子は、自分が結婚したのが18歳だったことに言及。聖人は当時、師匠とともに床屋をしていたと述べたが、愛子はすかさず「まだ見習いだった」とツッコみ、家出してきた自分と神戸でたまたま出会った聖人が、フォークギターをかき鳴らしながら、吉田拓郎の「結婚しようよ」の歌詞を丸パクリしてプロポーズしてきたことを暴露した。2人の若かりし頃を紹介した回想シーンだが、詳しい出会いなどはこれまで描かれていない。また第25回(11月1日放送)では、父の永吉(松平健)が聖人のことを「お前はクソまじめすぎてつまらん」と言っていたことが明かされた。そんな聖人が年下のしかもまだ高校に通う女子生徒に手を出すとは考えにくい。さらに結の口から、「人助けが米田家の呪い」という発言がちょくちょくあることも、この説を後押しする一因になっている。SNSを見ると、他人の子供を身ごもってしまった愛子を助けるために聖人が結婚したと考える人も少なくない。

シェアする
最新のニュースやお得な情報を受け取ろう

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

今、あなたにオススメ