ある日、お知り合いの女性が携帯につけていた
レザーの携帯ケースの色合いが
年季が入っていい色味に変化してとても素敵だったので、
「その携帯ケース素敵ですね。どこで買ったんですか?」
とお尋ねすると、
「これ、知り合いの人が作ってるねん。よかったら紹介しようか?」
とおっしゃって下さったので、
とある日の夕方、工房にお邪魔させて頂きました。
中に入ると、ずらりと並んだ革小物と道具の数々
いろんな細工や装飾が施された作品の数々に、おもわず
「わぁ、すごいですね!」と感嘆の声が出ます
頂いたお名刺には
革細工 凡chu 森 剛(もり たけし)さんとの記載が
笑顔の素敵なナイスガイです
最近は、岸城神社で開催されている
むすび市にも出店されたとのことです
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色々な作品の並ぶ室内をきょろきょろしながら、
革小物を作りだしたきっかけって何だったんですか?と
素朴な疑問をお尋ねした所、
「僕はね、バイク乗りだったんですよ」
といって見せてくれた愛車の写真。
見事なハーレーダビッドソン
見ると、シートの下ほどにレザーでつくられた
ポケットのようなものが映っています。
バイク小物から始まったんですか?と尋ねると
「そうなんですよ」
最初は趣味だった革小物作りが、いろんなご縁で広がり、
注文を受けて作って…と繰り返す内に、
バイクより革小物を本格的に作ることが中心となり
工房を構えようとした機会にバイクは手放され
現在に至るそうです
名前入りの物もあったり
コンチョ、
彫りなど
すべてご自分で道具を揃え、
加工しているとの事です
こういう型押しや彫りなど
繊細な作業は、お客様の依頼にあわせて
ご自分でコツコツと道具を揃えて修練し、
新しいデザインを作り出している
最近では絵の上手な息子さんと
(右の狸の絵が息子さん作)
コラボレーションして
レーザーで絵を描く作品なども制作されているそうです
これ、素敵ですね!
こういう型を作って
自分オリジナルのロゴやイニシャルの刻印も
受けてくれるそうです
自分だけのオリジナルのレザー小物、
ちょっと大人のご褒美で揃えたくなります
人気は、使う程に自分好みのあめ色になっていく
魅力があるヌメ革製の携帯ケースと
財布など
カードケースもたくさん揃っていて、
使い勝手が良さそうです
ふと、棚の下を見ると
「男花形 町の名背負って 屋根で勇姿の大工方」
「大工方 舵取り華麗 屋根に舞う」
「まとい先陣 綱先入れる 曳き子冥利に 尽きる技」
と、だんじり祭りの屋根乗り、大工方を歌う
川柳や詩が並んでいたので
(五七五でないものは都都逸- どどいつ – 江戸末期に出来た七・七・七・五音の口語による定型詩 – だそうです)
もしかして、だんじりの屋根に乗っていたんですか?
とお訊ねすると
昔、中町の屋根乗りさんだった事を教えてくれました
あの詩の数々は、作品の依頼を受け作成した小物のお礼にと
お客様が詠んでくれたものだそうです
森さんとお話をしていて思った事は
決して儲け主義でやっていないという事
周りの方がその姿勢を心配して
昔より腕も原材料の価格も上がった今
逆にもう少し値上げした方が
今まで注文下さった方に失礼にならないよ、
とアドバイスされ、
不承不承、今年の4月より少し値上げされたとの事
その話を聞いて、
私も、技術のある方の安売りはしてほしくないと
思う気持ちに共感しました
安く物が手に入る事に慣れた私たちですが
本当に良い物作りをしている方の作品には、
適正な利益があるよう正当な対価を払うという
買い手側の意識の改善も必要だと思います
そうすることで、もっと日本にも海外のように
職人さんや技術者、アート製作者の育つ地盤が出来るのだろうな、と
思います
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〒596-0061
大阪府岸和田市大北町3-16
革細工 凡chu
代表 森剛(モリタケシ)
Mail:kawazaiku.bonchu@gmail.com
Tel: 090-1440-9820
営業時間
土:9:00 – 17:00
日:9:00 – 17:00
祝:9:00 – 17:00
※事前にお電話下さい
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泉州に生まれ、独身時代は梅田・心斎橋界隈で働くもやはり性に合ったのか岸和田人と恋に落ち、岸和田に嫁いだ二児の母。
子供の目線から、世間一般の岸和田のイメージとは違う虹のように七色に輝く柔らかい岸和田を見つける事に楽しみを見出す日々。
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