米国の風俗店に女性を紹介したとして、警視庁保安課は12日までに、職業安定法違反(有害業務目的紹介)の疑いで大阪市、韓国籍の職業不詳鄭英和容疑者(40)を逮捕した。保安課によると、大阪市で活動するスカウトグループ「アンビシャス」のメンバー。国内のブローカーを通じ海外にあっせんしていたとみられる。

逮捕容疑は共謀し2023年2~4月、大阪府内の路上で20代女性に「おきれいですね」などと声をかけて勧誘し、米ワシントンの風俗店経営者に紹介した疑い。「何のことか分からない」と容疑を否認している。

女性は米国に観光名目で入国し、1カ月で約960万円の収入を得て帰国。うち15%をアンビシャス側が報酬として受け取っていた。

保安課は昨年4~5月、「海外出稼ぎ」と称して求人サイトで女性を募集し、海外の売春組織に派遣していたとみられる男らを職業安定法違反容疑で逮捕。このグループに女性を紹介していたとみられる鄭容疑者を指名手配していた。(共同)