福岡県内 高齢者虐待の相談・通報1356件 過去最多

昨年度、県内での親族などによる高齢者への虐待の相談や通報件数は1356件にのぼり、過去最多となったことが県のまとめでわかりました。
県によりますと、昨年度、県内で親族などによる高齢者に対する虐待の相談や通報の件数は、前の年度より145件多い1356件で、高齢者虐待防止法が施行された2006年以来、最も多くなりました。
このうち県が事実確認をして虐待と認定された件数は512件で、過去2番目の多さでした。
虐待の種別は、複数回答で、暴力などの身体的虐待が363件で最も多く、脅しや侮辱の言葉をかけるなど心理的虐待が181件、入浴させないなどの介護や世話の放棄や放任が86件などとなっています。
また、虐待を受けた高齢者のうち要介護認定を受けている人のおよそ7割が認知症だったということです。
一方、有料老人ホームなど介護施設の職員などによる虐待の相談や通報は85件で、このうち虐待と認定されたのは30件でした。
県は「介護のストレスから虐待につながることが多い。ひとりで悩まずに、まずは県や各自治体の相談窓口に相談をしてほしい」としています。
専用の相談窓口の電話番号は県認知症介護相談窓口「092−574−0190」で毎週水曜日と土曜日の午前11時から午後4時まで受け付けています。

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