「涼宮ハルヒの憂鬱」はまさにオタク&中二病向けな代物
まあタイトルからこうでは、ファンから袋叩きに遭いそうだけど、以前にもアニメ版についてはちょっと触れました。小説版も、前に読む機会があったけど・・・・・・・・
まあ、他の小説作品同様、随所に挿絵等が挿入されていたけど、画力は標準以上だと思います。女の子キャラとか特に目新しいわけではないけど、普通に可愛くかけてはいる。
しかし、肝心の主人公・涼宮ハルヒのキャラクター、宇宙人とか超能力とかに興味を持つのは「どうぞ好きにしてください」なのだけど、周りのキャラ(特に自分から見れば年下な朝比奈は可哀相だと思う)を振り回したりする等の言動には正直良い印象持てという方が無理。しょっぱなから「ただの人間には興味ありません」と御大層な事を言ってくれたけど、「持ってくれなくて結構」ですよ。(苦笑)結局は、野村元監督のぼやき等同様外から見ている分には良いのでしょうね。この偏屈で我侭なお嬢ちゃんなハルヒは。
その他も、狂言回しなキョンの語りは冗長でくどいし、転校生・古泉等他キャラの、超能力等についての説明もやけに理屈っぽいというか、やはりくどい。
人気とかについては今更この場で言う必要なんて無いだろうけど、結局は話もキャラも、オタクとか、中二病患者とかに特化した、「普通に人を選ぶ」代物なのでしょうね。いや、万人受けじゃなければダメだという訳でもないし、ハルヒのキャラクターとか、超能力等探求等がそこが良いと言うのも決して否定するつもりはないけど、少なくとも自分はどうも波長が合わなかった(苦笑)というか、読んでて普通に疲れる代物でしたね。アニメ版同様。そのアニメ版の平野綾ちゃんも、依然「声優界の仲間由紀恵」なままで残念ながら人気に実力が追いついているとは言い難いですが。
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