ブラマヨ吉田「すっと窓から俺が…怖くて相談」したうつ病患っていた人気芸人 互いに「命の恩人」と感謝
ブラックマヨネーズ・吉田敬が23日、カンテレ(関西テレビ)「マルコポロリ!」に出演。「命の恩人」という人気芸人について語った。 【写真】「命の恩人」と感謝するうつ病を患っていた人気芸人 2005年12月、M-1グランプリで優勝したブラマヨ。その数カ月後、吉本の後輩、NON STYLE・石田明に電話し、「聞いてほしい話がある」と食事に誘った。当時、石田はうつ病の症状を患っており、急激に売れっ子になってストレスが蓄積した吉田が、「(テレビの)収録中、指先が痺れてくる」「呼吸の仕方が分からない」などと、さまざまな症状を石田に相談したという。 石田は2000年にコンビを結成し、デビューから数年後、ストレスやプレッシャーで嘔吐(おうと)するようになり、過呼吸などさまざまな症状が出ていた。 吉田は「マンションの8階に住んでたけど、すっと窓から俺が行かへんか(飛び降りないか)怖くて」と相談すると、石田は「あるあるです。僕はよく吸い込まれそうになるんで、ハトの被害ないけど、ハト除け用のネット張ってます」と自宅のベランダに転落防止(自殺防止)用として鳥よけのネットをつけたことを説明。吉田は「そんなやつおんのか!」とゲラゲラ笑い出し、「ハト除けネットか!なるほど、っていう安心感で」すーっと気が楽になったという。石田は石田で「こんな面白い人でも、こんな追い込まれるんか、そら俺みたいなヤツ、おかしなるわな、ってすげぇ安心した」という。 吉田が「石田がいなければ、今の俺はない。命の恩人みたいな」と話すと、石田も「僕こそ助けられた。命の恩人」と互いの存在に感謝しあっていた。