143年の歴史に幕 雲仙市の岩戸小学校で閉校記念式典

児童数の減少に伴い、閉校することになった雲仙市の小学校で、16日、閉校記念式典が行われました。

雲仙市瑞穂町の岩戸小学校は、昭和30年代中頃には180人を超える児童がいましたが、年々児童数が減り、今年度は21人になっています。

岩戸小学校は、新年度から、同じ瑞穂町にある別の小学校に統合され、明治15年の設立から数えて143年となる歴史に幕を下ろします。

16日は、学校の体育館で閉校記念式典が行われ、来月卒業する4人を含めた児童21人のほか、卒業生や地域の人などおよそ200人が出席しました。

式では、児童たちが地元に伝わる踊り「木場浮立」を披露し、一人ひとりが「心のふるさとの岩戸小学校で過ごした日々を忘れず、新しい世界へ羽ばたいていきます」などと4月からの決意を述べました。

そして、全員で校歌を歌ったあと、最後に、校章や校歌が刻まれた閉校記念碑の除幕式も行われました。

6年の男子児童は、「さびしいですが、岩戸小学校の誇りを忘れずに頑張りたい。新しい学校ではたくさん友達をつくりたい」と話していました。

卒業生の70代の男性は、「学校がなくなるのはさみしく、通っていたころのことを今でも思い出します。閉校になっても岩戸小での思い出は忘れません」と話していました。

雲仙市によりますと、平成17年に市が発足してから、すでに7校の小学校が閉校しているということです。

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