負の数を含んだ計算では、符号(プラス・マイナス)の間違いをしてしまうことが多いです。
特に「足し算・引き算」と「掛け算・割り算」では、負の数の扱い方が異なるので注意が必要です。
ぜひこの記事を読んで、負の数の計算についての理解を深めましょう!
問題
次の計算をしなさい。
(−4)−(−3)×(−2)
負の数の引き算・掛け算の問題です。
プラス・マイナスを間違えないように注意しましょう。
解説
今回の問題の答えは「−10」です。
途中の計算は次のようになります。
(−4)−(−3)×(−2)
=(−4)−(+6)
=(−4)+(−6)
=−10
どのように考えるのか、順に解説をします。
負の数の掛け算
まず始めに計算するのは掛け算からです。
つまり「(−3)×(−2)」を計算します。
正負の数(プラス・マイナス)を含んだ掛け算・割り算では、「符号部分」と「数字部分」を分けて考えることができます。
そして、正の数と負の数を掛け算や割り算する場合、答えの符号の決め方には、以下のようなルールがあります。
<答えの符号のルール(掛け算・割り算の場合)>
(+)×(+)=(+)
(+)×(−)=(−)
(−)×(+)=(−)
(−)×(−)=(+)
「(−3)×(−2)」の場合は、以下のようになります。
符号:(−)×(−)=(+)
数字:3×2=6
よって、(−3)×(−2)=+6
これによって、元の計算式は「(−4)−(+6)」となりました。
負の数の引き算
負の数を含んだ引き算は、足し算に変換して計算をしましょう。
今回の計算は、「(−4)−(+6)」であり、「+6を引く」計算となっています。
これは「−6を足す」と同じですね。
つまり、次のように式変形できます。
(−4)−(+6)
=(−4)+(−6)
最後は負の数の足し算で、答えは「−10」となります。
「(−4)+(−6)」の計算では、マイナス同士の計算ですが、答えはプラスとはならないので、注意しましょう。
※(−)×(−)=(+)となるのは、掛け算のときです。
まとめ
今回は負の数を含んだ計算に挑戦しました。正しい答えを求めることができたでしょうか。
途中で符号の処理を間違えてしまうと正しい答えにはなりません。
間違えてしまった方は、ぜひ他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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