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Illustrator 2025(29.0)アップデート情報

Adobe MAX 2024のタイミングで各アプリケーションのメジャーアップデートが来て、Illustrator 2025(29.0)になりました。

アドビ公式の新機能情報ページも公開されていますが、もう少し踏み込んで紹介していきたいと思います。

ロゴタイプとスプラッシュ

いつもどおりスプラッシュが変更されていますが、今回、ロゴタイプも新しくなっています。

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アートワークはAdam G.さんによるものです。

パス上オブジェクト

こちらがIllustrator 2025(29.0)の目玉機能。オブジェクトをパスに沿って並べることができるようになりました。

英語版では「Objects on Path」、OnPと記述されることもあります。

手順1

  1. ターゲットパスを含めて、並べたいオブジェクトを選択

  2. ツールバーの[パス上オブジェクトツール]を選択

  3. ターゲットパスをクリック

手順2

  1. ターゲットパスを含めて、並べたいオブジェクトを選択

  2. [オブジェクト]メニューの[パス上オブジェクト]→[スナップ]を実行

  3. ターゲットパスをクリック

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ターゲットパスを含めずに並べたいオブジェクトを選択する方法が紹介されていますが、ターゲットパスの塗りと線が「なし」のとき、クリックしにくいです。

ターゲットパスを含めて選択すれば、マゼンタの枠で囲まれます。

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[スナップ]には、キーボードショートカットを設定できます(デフォルトでは未設定)。

間隔と開始位置

適用すると、対象オブジェクトは均等に並びます(個別の位置は不可能)。

  • 間隔を調整するには、上部のアイコン(<>)をドラッグ

  • 一番先頭のオブジェクトから出ている◇アイコンをドラッグすると、すべてのオブジェクトが移動

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パスの編集

パスを変更すると、パスにアタッチされたオブジェクトも自動的に移動し再配置されます。

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ピポットを使ってオブジェクトを自由に配置、回転

回転角度を設定し、複数のオブジェクトに一括で適用できます。

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変形時に利用する9個のボタン(基準点)は、パス上オブジェクトでは「ピボット」と呼ばれます。

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シャッフル機能

オブジェクトの中心に表示された白い丸をクリックしてドラッグすれば、個別にオブジェクトの位置を入れ替えられます。

分離

オブジェクトの中心に表示された白い丸をクリックすると、コンテキストタスクバーに[分離]ボタンが表示されます。

[分離]ボタンをクリックすると、パス上オブジェクトから切り離せます。

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複製

複製したいオブジェクトの中心に表示された白い丸をクリックし、オブジェクトをコピーペーストすると複製されます。

拡張

〈リピートオブジェクト〉や〈クロスと重なり〉など、最近、追加された機能の多くには〈拡張〉機能が用意されていませんでした。

パス上オブジェクトに拡張を実行すると、次のようになります。

  • オブジェクトやターゲットパスの位置はそのまま動きません。

  • オブジェクトとターゲットパスはグループ化されたままです。

応用例

hamkoさんの活用例

渋谷さんの作例

いとくにさんのアイデア

とくたろさんのアイデア

こばやすさんの記事も要チェックです!

スウォッチからのグラデーション作成

選択したスウォッチからグラデーションを作成できるようになっています。
これ、いいですね!!!

次の手順で行います。

  1. [スウォッチ]パネルでスウォッチを選択

  2. [スウォッチ]パネルメニューの[グラデーションを作成]をクリック

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スウォッチとして登録!?

なお、作成したグラデーションは、新規スウォッチとしては登録されません。登録までやって欲しかった!!!

ドラッグ&ドロップにも対応

[グラデーション]パネルにスウォッチをドラッグ&ドロップでも設定できます。対応しているのは「線形」と「円形」のみ。「フリーグラデーション」は非対応です。

〈復帰〉コマンドのキーボードショートカットが廃止

[ファイル]メニューの[復帰]コマンドのキーボードショートカット(F12)が削除されました。

なぜ、いま??という感じですが、取り消しできない[復帰]コマンドを実行してしまって困る人がいるためのようです。

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F12キーを押すと、次のようなメッセージが出てきます。

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画像トレースの強化

〈画像トレース〉機能がパワーアップしています。

  • より正確なトレースが可能に(カーブフィッティング)

  • ストローク検出

  • グラデーション検出

  • ライブシェイプ化

  • 拡張時のグループ化

  • スピードアップ

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「スピードアップ」とアナウンスされていても実感できないことが多いのですが、今回は

グラデーション検出

特筆すべきは〈グラデーション検出〉。これ、なかなかシビれます!!!

「グラデーションにならない!!!」ときには、次の3つを確認してみてください。

  • カラーモード:自動

  • パレット:自動/フル階調

  • [グラデーション]オプションON

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アートボードと一緒に拡大・縮小

アートボードを拡大・縮小すると、それに応じてアートボード内のオブジェクトも連動するオプションが追加されています(デフォルトはOFF)。

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  • コントロールパネル:ボタン

  • [プロパティ]パネル:チェックボックス

  • コンテキストタスクバー:なし

ユースケース

「A3サイズで作成したドキュメントをA4サイズに変更する」のようなときに重宝します。この場合、拡大・縮小でなく、〈プリセット〉の変更にも対応しています。

比率が異なる大きさのアートボードに変形すると、テキストやオブジェクトの縦横比率は狂いますので要注意です。

バグ情報

「基準点」を中央にして「縦横を維持」をONにして、WかHに数値を入力して変形すると、オブジェクトの位置が全体にズレてしまう。「基準点」を中央以外にすれば回避できる。

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名称変更

[パスファインダー]効果の〈追加〉が([パスファインダー]パネルと同じ)〈合体〉に変更されました。

テキスト関連

エリア内文字オプションのテキスト配置

「中央」「下揃え」のときの位置が調整されています。

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Project Neo

ブラウザー上で動く3Dモデリングツール「Project Neo」がベータ版として使えるようになっています。

特筆すべきは、作成したアートワークをIllustratorに送れること。

[Share]→[Send to Illustrator as vectors]をクリックすると、Illustratorが起動し、新規ドキュメントとして開きます。

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これが実現できるのは、Stylesで次を選択しているときのみです。

  • Vector Art

  • Pixelated

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バグ

Illustrator 28.7.1で発生していた「グリフ化け」問題ですが、

  • Illustrator 2025(29.0)では直っています。

  • Illustrator 2024では(現状)放置されています。

その他、クリティカルなバグ情報は、ものかのさんのメモを要チェック。

XtreamPath3

Illustrator 2025(29.0)に対応したプラグイン「XtreamPath」(エキストリーム・パス)の新バージョンがリリースされています。

Illustrator標準機能の[角を丸くする]効果をそのままテキストに適用すると、好ましくない結果になりますが、XtreamPathを使うと非常にラクです。
さらに、山・谷独立して設定できる優れものです。

新しい効果

  • [強い墨だまり・かすれ]効果

  • [ブロー]効果

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アップグレード

v2からのアップグレードが用意されています。

v2のリリースは2017年。7年もの間、アップグレードフィーを取らずに新バージョンに対応してくれてきたことに感謝。

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