いつもありがとうございます。

 

昨日触れました、地獄谷の取材の件。

 

うまく話が進みますと、さっそく連休の谷間に取材が入るかもしれません。

 

決まりましたら、「速報~!」します。

 

さて、メルカリ事件の顛末です。

 

 

経緯を説明しますと、

 

メルカリに出品したブランド品を落札した相手が、届いた商品がニセモノだと言い出して返金を要求してきた。

 

購入証明書も掲載したのでホンモノであると返答するも、ニセモノなので返金しろの一点張り。

 

さらに、

 

「こいつはニセモノを出品する」

 

と、他の出品物のコメント欄にいきなり書き込む。

 

ニセモノだと判断した理由は教えてくれない。

 

怖くなって事務局に相談するも、落札者の言い分だけを認めて、ニセモノを出品した疑いで利用規約違反にあたるので返品を受けて商品代を返金せよ。

 

ネットで調べると返品詐欺の手口と相似。

 

このまま返品に応じるとホンモノを取り込んでコピー商品が返されて、泣き寝入りになる可能性がある。

 

ここで、弁護士に相談せずに僕に相談(笑)

 

落札者を調べると、古着など千円程度の取引を繰り返していただけで、高額なブランド品の落札は今回が初めてで極めて怪しい。

 

僕のアドバイスは、ホンモノと確信して出品しているので返金にも返品に応じない。

 

落札者とは一切やりとりしない。

 

同時に法テラス等の専門家からのアドバイスを受けること。

 

この間も落札者からは連絡が絶え間なく届いていましたが、僕は完全スルーを要求。

 

なにしろ相手はプロの可能性があります。

 

やり取りしているうちに揚げ足を取られてコロッとやられてしまいます。

 

僕の見立てどおり最初は強行だった相手も、途中から返金してくれたらすぐに終わると、おためごかしな話に変化していました。

 

相談者は相手が怖くて、返品してもらって終わらそうとしていましたが、

 

「ここで折れたら僕が怒る」

 

と、誰のためにやっているのかよくわからない叱咤激励で踏みとどまってくれました(笑)

 

法テラス側のアドバイスは、なんと僕と同じでした。

 

相手側とは交渉しない、事務局にもこちらの主張をするだけで返金にも返品にも応じない。

 

もし、商品を動かしたり、承諾なく返金に応じた場合は事務局に対して賠償請求をすると伝える。

 

とのことでしたが、先に僕がやっていました(笑)

 

僕はさらに、詳細な画像の販売証明書を要求する事務局に対して、どの程度が鮮明な画像なのか、ホンモノを証明するにはどうすればいいのか、今後のためにも運営側が明確な指針を示すことを逆に要求しました。

 

さらに、今回の事例を事務局が率先して解決することがメルカリの信用や信頼に繋がる。

 

また、その解決はオークションサイト運営者の責務である。

 

と、伝えました。

 

それでも届くのは相変わらず、

 

「早く返品してもらえ、対応なく24時間が過ぎると事務局が返金に応じて、差し押さえと返金分を請求する」

 

という脅し的な定型文のメールだけです。

 

事務局は絶対メールの内容を見てません。

 

たとえ見ていても、相手が折れるまで同じ内容のメールを送って諦めさせる手段だと察知しました。

 

それでも、この文言を事務局に利用されてしまわないように毎回、

 

「ただいま、こちらも調査中です~」

 

のような内容のメールを24時間以内に返信させておきましたが(笑)

 

そんなやりとりを数日間繰り返していましたら、こんなメールが届きました。

 

 

勝ちました(笑)

 

いや、向こうが折れました。

 

つまり、こういうことです。

 

ホンモノ、ニセモノは双方の水かけ論になる。

 

当事者同士で解決するのが原則だが、どちらも譲らずそれも無理。

 

真贋鑑定を事務局が受けてしまうと、今後膨大な人件費と費用が発生する恐れがある。

 

それに、事務的に返金をしてしまえば出品者は確実に裁判を起こす。

 

裁判になれば、お抱えの弁護士グループが徹底抗戦してきてメルカリ側が勝つのでしょうが、そうなればなったで、この問題をマスコミやネットで暴露される可能性が高く、今後、高額商品の出品が躊躇され、運営にも支障が出る危険性がある。

 

まあ、僕もややこしいメールを送らせてましたので、そういうタイプだと思ってくれたのでしょう(笑)

 

このままだと事態が進展しないので商品は事務局が引き取る、つまり落札金額で買い取る。

 

この場合ホンモノであってもニセモノであっても関係ないし、それを誰にも問わない。

 

なので、お互い取引はなかったことにしてくれ。

 

でも、今回限りね。

 

ああ、ややこしい人間に捕まってしまって面倒だった。by事務局

 

それでも最後は、次に同じことがあったら辞めてもらいますよ。

 

と、なぜか、ホントはアンタが原因作ってるんやで~的な嫌味な一言が入っていました。

 

 

いやいや、こちらは善意の利用者で、一方的にニセモノを出品したと事実でないことを公に侮辱された完全な被害者でしょう。

 

今後も同様のトラブルが発生して利用を制限されるのはメルカリ本体でしょうが。

 

落札者にも同様のメールを送ってるならまだしも、どうも納得いきませんね。

 

じゃあ、言わせてもらいますけど、

 

そもそも、落札者がニセモノと判断した理由は?

 

返品された商品がホンモノだったら?

 

返品された商品に、出品者の指紋ついてなかったら?

 

メルカリでの返品詐欺に遭う被害者は、全員が自ら原因を作ってると言われるの?

 

原因を深く追求していけば、出品したがことが原因になり、ひいては何でも出品できてしまうような状況が原因ではないの?

 

つまり根本的な原因は、質屋や古物商でない個人間取引の場を提供して利益を得ている側にあるのではないの?

 

未成年に酒を売ってる的な。

 

そこのところを、小一時間・・・。

 

以上です。

 

本日の担当は「高額なので礼金あるかと期待していた」僕です。

 

by「よ」

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