「なんで日本のウエブサイトってこんなにごちゃごちゃしているの」に答えてみた
Mediumにちょっと面白い記事が出ましたので紹介します。
「なぜ日本のWEBサイトはこんなに異なって見えるのか?(Why Japanese Websites are so different?)」です。著者はゲーム業界で働いているというMirijam Missbichlerさんです。
著者は「なんで日本のウエブサイトってこんなにみづらいのか」と疑問を呈します。
1700もいいねがついているので、きっと似たように感じている外国人が多いのでしょう。DeepLで翻訳してみました。
そして、はっきりさせておきたいのは、これらは過去の名残ではなく、多くの場合、2023年に最終更新されたメンテナンス済みのサイトであるということです。
著者は以下のアプローチからこの問題を見ています。
フォントとフロントエンドのウェブサイト開発の制約
技術的な発展・停滞
組織のデジタルリテラシー(またはその欠如)
文化的影響
なぜ日本式のデザインは海外の人に受け入れ難いのか
第一に、彼女が指摘するのがフォントの問題です。
日本のスターバックスのサイト(サムネイルにあるもの)ですら、「特注フォント」が使われていると指摘しています。
このように、日本のWebサイトでは、コンテンツのカテゴリーを文字が多い画像で表現することが多いのですが、その理由を説明することができます。特に期間限定のキャンペーンなどでは、それぞれのタイルに特注の書体が使われていることもあるようです。
次に、技術の停滞が一つの理由ではないかとも言っています。その理由としてファックスがまだ使われていることを挙げています。
日本に興味をお持ちの方なら、多くの場所で、最先端技術と全く時代遅れの技術が並存している、時に印象的な二項対立をご存じかもしれませんね。ロボット工学の世界的リーダーであり、お台場の人工島に実物大のガンダム像を設置した国でありながら、いまだにフロッピーディスクやファックスに頼り、2022年のWindows Explorerのシャットダウンに慌てるトップリーダーの一人である。
ええっと、流石にフロッピーはないですが(ないですよね??)、ファクスは確かに残ってるかも……。「1985年以降、2000年に生きる日本」という言葉がありました。
幻のカーテンの向こう側を見る機会がない人には奇妙に聞こえるかもしれないが、日本は技術リテラシーに関して、更新スケジュールに著しく遅れをとっている(そしてこれまでもそうだった)。そのため、日本のWebサイトのデザインも、このような問題が影響していると考えるのは、あながち間違ってはいない。
次に文化的影響です。
彼女はロフトのページを見て、こう評します。
...圧倒され、デザインが悪いと判断し、その日はそれで終わりにする。だって、こんな混乱したウェブサイトを誰が使うというのでしょう?
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購入者のコメント
4子どもの頃から優柔不断な性格で周りの大人をイライラさせていたのですが、アメリカで生活した後に日本に帰ってくると「優柔不断」が少し治りました。
日本での宣伝を見ていると同じ価値基準で評価した「110%の出来の商品」と「115%の出来の商品」の比較をしているような気がします。
だから差別化を説明しようとすると説明が長くなる気がします。
それでもお金はソンしたくないし、でも必ずしも自分の求めている機能でもないし、少し待ったら同じクオリティで100均で売り始めるかもしれないし…。
ぐるぐる迷って疲れて帰る…という経験を日本で繰り返していました。
帰国後驚いたことの一つに「100均の進化」があります。
アメリカでは大事そうな単語だけ意味をつかんで生活していました。
明らかに自分に関係ない看板や広告はドンドンスルーする癖がつきました。
日本語は漢字があるので否が応でも意味や文脈が類推されるのに対し、アルファベットは私にとっては無味乾燥な文字の羅列なのでスルーしやすいです。
日本に帰ってきてから「満足度70%以上はどれもいっしょ!」と堂々と言える癖がついたので判断がラクになりました。
ネットショップの仕事をしてるのでリアルな値ですが、ごちゃごちゃ長いページとシンプルで短いページは、長いほうが売れます(笑)対日本人向けですが。
これは楽天が作ったネットショップの文化ですね
こんにちは。同じく東南アジアにていつも興味深く記事を読んでいます。
私の今の仕事は、日本のウェブ関連の仕様書(こういうデザインで、こういう機能のウェブサイト/ウェブアプリを作りますという手順書)を英語に訳し、多国籍の開発チームに渡すことです。
それはそれは開発チームからの様々な質問があります。ハイコンテクスト過ぎる日本語の問題もありますが、日本語そのものだけでなく、冗長な手順書に「この手順は本当に必要か」「(長すぎて)意味がわからない」などの質問に答える日々です。そして私も東南アジア在住10年なので、既に気持ちは質問者の方に近く、葛藤しています。
今回の野本さんの投稿を読んで100回くらい膝を打ちたい気持ちです。日本人は元々ぎゅうぎゅう詰めに文字が入っているのが好きなのだな、と。
地元の市役所のホームページは、市民に情報検索されないように
わざとわかりづらく作っているかのようです。
特に、電話での連絡先、市民の声は、たどりつくのに時間を要します。
楽天市場は、シンプルに口コミをみて商品を注文したいのに、
アニメーション、バナー、その他の商品の宣伝の下に、お目当ての
商品があり、面倒だなぁと感じています。
利用者の利便性ではなく、サービス提供者の視点でのみで構成されて
いるような気がします。