雪が降って2日目も極寒だった。その中で神山雄一郎さんのトークショーがあった。彼は関東地区だったので、じっくり話す機会は初めてだった。

印象に残ったのが「競輪選手を育てたい」の一言。「なんであの人はいつも先行しているのだろうとか、なんで番手をいつも回っているのだろうと考えるうちに競輪の深さを知った。そういうところも教えたい」と話すと、場内から拍手が起こった。

深く知ると競輪はさらに面白い。楽しいトークショーだった。


ヤマコウが準決11Rで注目する窓場千加頼
ヤマコウが準決11Rで注目する窓場千加頼

競輪と真摯(しんし)に向き合い開花したのが窓場千加頼だ。昨年からの活躍は目覚ましく、初日の悪コンディションでも臆することなく仕掛けた。

2日目のレース後、古性が「近畿がたくさん乗って千加頼のプレッシャーはすごかったと思う。ホーム過ぎてからの加速がすごかった」とたたえた。

窓場は「悪天候でもレースはあるので、それに備えて練習したのでよかった。(最終)1角で長島(大介)さんに当たられてもパワーで押し返せた。後半の粘り腰(末足)もイメージ通り。今年の和歌山G3は年末走り過ぎて疲れが残っていたが、今節はいい走りができている」と満足げに振り返った。

準決は近畿から12人勝ち上がり、11Rは4人の並びが決まるまで時間がかかった。福永大智の番手を回るとはいえ、瞬時の判断が大切になる。脇本雄太も隙を見せない追走ができるかどうか。厳しいメンバーだが近畿の走りに注目する。(日刊スポーツ評論家)