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米金融「機密情報」を中国に漏洩…!FBIに検挙された63歳大学教授の「スパイ行為」と「オンライン講座」の中身

金融情報の蒐集はスパイよりもAIの時代へ

0.25%という刻み幅で上下するFRBの金利、その数値そのものは、ニュース記事のためには必要だろう。だが、今やビジネスの世界では、発表される前から推定されてしまっている。株式などは、それを折り込み済みで取引される。

金融情報をスパイするとすれば、利率の変動幅などではなく、FOMCの議事録の読み方、あるいは深読みの結果、さらにはそれに基づく見通し、といったことにならざるを得ないだろう。ということは、ロジャーズの罪状からしても明らかではないか。

そこで気になるのは、AIがFOMC議事録をどこまで金融のエキスパートのように読み砕くことが可能か、どうかだ。

この点については、すでにニューヨーク連銀の調査グループが調べ上げ、2024年12月6日付けで報告済みだ。

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F-1スコアと呼ばれるが、AIの能力は、学習した事柄を想起できた率(リコール)、答の正確さ(プレシジョン)の調和平均値で計られる。学校での試験成績での100点ないし90点は、F-1スコアでは1ないし0.9に相当すると受け取って差し支えない。

上記の報告では、最新のAIのGPT-4oの場合、FOMC議事録の労働市場、インフレ、バランスシートに関する内容についてのスコアは0.94、0.93、0.96だ。

だが、金融の先行き(ファイナンシャル・デベロップメント)となると、やや落ちて0.8だった。

とは言え、失礼だが、中途半端な証券アナリストや経済学者よりも、今やAIのほうが、はるかに成績が良い時代が到来したと思わねばならない。

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