なぜ日本の裁判所は違憲審査を行わないか?;「日本法曹ムラ」の言い分に納得できますか? |
なぜ日本の裁判所は違憲審査を行わないかに対する「日本法曹
ムラ」の言い分:
米国型違憲審査制度、付随的審査制度、そして司法消極主義。
この様な憲法に明記されていない、憲法の精神に反する言い分
を受け入れてしまうと、
現行憲法が保障している三権等分(三権分立)が「二権分立」
となってしまい憲法違反となってしまいます←三権の内の一権
が裁判所による違憲審査だからです。
更に、「日本法曹ムラ」の主張である「統治行為論」:
“国家統治の基本に関する高度な政治性”を有する国家の行為
については、法律上の争訟として裁判所による法律判断が可能
であっても、これゆえに司法審査の対象から除外すべきとする
理論。
この子供騙し理論を正当化する為には日本人の脳を「三権分立
脳」にする必要があります。
「三権分立脳」だと、三権がそれぞれ独立していて、他の二権
からの干渉を拒否することが正しい考え方となってしまう事
が可能となるからです。
一方、「三権等分脳」だと、三権が十分にチェックし合う事
ができる様に、三権のバランスをとり三権が同等となる配慮
が必要となります。
現在の日本での三権それぞれのチェック力のバランス:
内閣>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>国会>>>>裁判所
要するに、国会が内閣をチェック(本来は、内閣が従わなけ
ればならない法律を国会が作成し、その法律を執行・施行
できる様に国会が予算額や予算配分を決定する事となって
います←判り易く言えば、憲法14条1項違反表現ですが、
主人(国会)が専業主婦(内閣)にこれだけの予算でメモに
書いたモノとサービスだけを買え!)しないで、
内閣専属官僚におんぶに抱っこ状態(憲法41条違反)、裁判所
は狸寝入り状態(憲法81条と憲法98条違反)←憲法が保障
している「三権等分」違反状態です。
この違反状態を合憲化する為には、国会は法案作成補助国会
専属スタッフを大幅増員すると共に、
「予算局」を国会に設立して、予算案決定時期から半年前に
「予算局」が今年の予算案の何が問題化を誰もが理解できる
レポートを作成し、インターネットから誰もが、ダウンドーロ
できるサービスを提供できる人数の人材を確保することが
できる法案を可決成立させる必要があります。
100兆円の官僚様裁量予算の中身を主権者国民の誰もが知ら
ないという憲法1条「国民主権」違反状態が繰り返されて
います←この状況を作り出すために、官僚様がスキャンダル
をでっち上げますので、主権者国民は予算案に関心を向ける
余裕が無くなってしまいます。
スキャンダル調査は憲法62条を根拠憲法として、調査責任者
を国会議員が指名し、その指名者承認作業として、委員会で
その指名者の確認作業を行い、
その指名者の命令に従う義務がある調査員を「三権等分国会
オンブズマン」から集める。
こうする事で、予算委員会は本来の予算審議に専念すること
ができます。
何れにしろ、こんな馬鹿な事が罷り通るのは、民主国家では
日本だけの現象です。
話を戻すと、この子供騙し理論は、その出鱈目性により憲法
76条3項と整合性がとれなくなる事です。
憲法76条3項:All judges shall be independent in the
exercise of their conscience and shall be boundonly by
this Constitution and the laws.
要するに、全ての裁判官は、判断する際は、現行憲法と法律
だけに縛られるますが、その他の影響を与えるモノ(政治的
圧力や世論など)からは影響を受けずに独立して判断できる
様に、裁判官の良心を働かさなければならない。
この条項を正しく理解できれば、“国家統治の基本に関する
高度な政治性”を有する国家の行為ことこそを違憲審査の
対象にする事が最重要だということが、自然と理解できて
しまいます。
最後に、憲法98条が謳う「憲法が日本国の最高法」を尊重擁護
する義務を果たすには、
裁判所が違憲審査を実行しなければ、その義務を果たすことは
出来なくなるという至極当たり前の論理を理解しなければなり
ません。
でないと、「官僚様作成・執行・施行している違憲法令が日本
国の最高法」と成ってしまうからです。
纏めると、「日本法曹ムラ」の訳の分からない、理由になら
ない御託を並べて裁判所が違憲審査を拒否し続けるから、
内閣と国会を支配する官僚様が、違憲法案を成立させ、その
違憲法律を執行・施行できてしまっています。
その結果、現行憲法を書き換える事(国家転覆)ができてしま
います←この日本でしか実現できない「離れ業」を使うと
実際に憲法改正しなくても憲法改正したと同じ効果を生み出す
事が出来てしまいます。
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