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2024/02/15
(木)
12:15

【東スポ競馬で振り返る昭和の競馬史】圧巻!32頭立てのダービー 歴史に残る一戦/昭和37年=1962年

 東スポ創刊3年目の昭和37年。4ページの構成は当初から変わらなかったが、スタート時の「夕刊東京スポーツ」から「東京スポーツ」に紙名変更。使われる活字の種類も増えて、広告数もアップ。プロ野球の記事には順位表が掲載されるなど、新聞としてあちこちに動きが出てきた。

 一方、競馬ジャンルといえば、相変わらず記事の露出量は少なかったが、この年の日本ダービーは歴史的な一戦になった。レース史上最も多い頭数で戦った競馬で、その数は32。当時のダービーは多頭数が当たり前だったので、馬数の話題が取り上げられることなく紙面は作られていたが、3段(縦3行)にわたって並べられている確定メンバー=馬名の集合体は圧巻。これを眺めるだけでも価値がある気がする。

 ちなみに東スポ本紙は皐月賞2着でそれまで9勝(!)を挙げていたカネツセーキを本命に推していた。当時のトップ見出しは「絶調カネツが主力」。なるほど60年前という、文語調でかつ、硬さが感じられる文字列だ。

 このカネツセーキは好枠8番を引いたが、馬群にのみ込まれて28着に大敗。雨中の大激戦を制したのは△フエアーウインだった。こちらは3連勝で臨んだ前走・皐月賞は11着に敗れていたが、最内枠の利もあってきっちり巻き返した。ちなみにこの年のダービーは史上初めて2着同着となった(ヤマノオー&コレヒサ)一戦としても記録に残っている。

32頭立てで行われた昭和37年の日本ダービー
32頭立てで行われた昭和37年の日本ダービー
東スポ競馬編集部

この記事を書いた記者

アナログでの紙面制作に携わり続けるも、突然のWeb編集部への転向で進化したデジタル世界を知りおったまげる。読者の方々にどうやったら喜んでもらえるか日々悩みながら「明るく楽しく、やるときはやる」をモットーに奮闘中。引き出しにはお菓子が欠かせない。

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