米科学研究、「トランプ流」で揺らぐ 司令塔に専門家不在
米国で科学技術の基礎研究の土台が揺らいでいる。トランプ政権の発足から1カ月余りで政府科学機関の職員数千人が解雇され、研究費の削減も決まった。政権は研究機関のトップに投資家や起業家を充て、従来の科学者は登用しなかった。「ビジネス優先」の方針は、短期では成果が出にくい基礎研究の力をそぎかねない。
米国立衛生研究所(NIH)は7日、予算を数十億ドル削減する施策を打ち出した。研究室の電気代や維持費に使う...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)- 小島武仁東京大学 マーケットデザインセンター所長ひとこと解説
大いに心配しています。アメリカにいる共同研究者や元同僚たちもずいぶん直接的な被害を受けているようで懸念を聞いています。 記事にあるようにサイエンス軽視が心配というのはもちろんそうなのですが、今回のはそれにどころかそもそもまともな判断ができそうもない人物が意思決定者になっているのが大問題だと思います。失礼ながら研究業界の外には(時には内部にも、ですが)科学的実行可能性やそもそもの科学的価値が判断できずに「俺流ムーンショット」みたいなことを言い出す人が時々いるのですが、いままでのトランプの発言や行動を見る限り、そのような極めて望ましくない人物が科学政策で幅を効かせる懸念を非常に強く持ちます。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新) - 竹内薫サイエンスライター別の視点
愚かな行為です。科学の基礎研究は、遠い未来への投資であり、短期的な収益予測に基づいて資金提供をしたり、人材をクビにしたりしていたら、科学がだめになり、そのダメージが技術へと波及します。(まあ、日本は長期にわたり、基礎科学への投資を削ってしまったために、今のようなていたらくなわけですが…)いったい、トランプ政権は何を考えているのだろう。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新) - 石原純インペリアルカレッジロンドン 講師ひとこと解説
既に大変な影響が出ています。アメリカの大学では建物の建築、新規雇用、新薬の治験がストップしています。 アメリカの大学からイギリスに移籍したいという問い合わせも相次いでいて、人材流出も懸念されています。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。