[読書メモ]『日本の産業革命――日清・日露戦争から考える』(石井寛治 著)
めいろまさんお勧めの重厚な本。明治時代・大正時代のことをこんなにも知らなかったのかと驚かされた。
明治維新後、10年も経たずに経済と政治の仕組みが急激に立ち上がったのは驚愕もの。これはたぶん江戸時代の積み重ねがあったのが大きいんだね。例えば両替商とかの金融の仕組み。
アジアを蔑視する政治家や知識人と、マスコミと、国民とが一緒になって、日露戦争に勝って舞い上がり、夜郎自大になっていく様子が良くわかる。歴史は繰り返す。この言葉を何度も脳裏をよぎった。
著者の石井寛治氏、すごい人だなあ。「文系はみんな馬鹿」という信念を崩壊させるのに十分な圧倒的な知識と見識。


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