「1400万都民の安全と、首都東京の治安を必ず守る」 第100代警視総監に就任した迫田裕治さん

2025年1月31日 05時00分
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<この人はどんな人>
 明治期の創設以来、歴代100人目となる警視庁のトップに就き「大変光栄。責任の重大さに身が引き締まる思い」。警視総監の資質として「1400万都民の安全と、首都東京の治安を必ず守る。その情熱量が最も大切」と語る。

警視総監に就任した迫田裕治さん=警視庁で(池田まみ撮影)

 大阪府出身で、東大卒業後に警察庁入り。主に公安部門の要職を歴任し、テロ対策や海外情勢に詳しい。2024年1月には警察庁警備局長として、能登半島地震の災害警備活動を指揮した。
 強く印象に残っているのは入庁5年目、愛媛県警公安課長時代の地下鉄サリン事件。県内でも逃亡犯の追跡や情報の収集分析など、オウム教団の実態解明に全力を投入。「治安を揺るがす脅威に手探りで初期対応に当たり、貴重な経験になった」と振り返る。
 「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」。警察庁OBのこの言葉を危機管理の心得とし、4度目の勤務となる警視庁で諸課題に向き合う。
 趣味はクラシック音楽鑑賞と、出張先での街歩き。手先が不器用といい「料理も字を書くのも苦手」。総監は新春書き初め展への出品が恒例で「これから習います」と表情を緩めた。(小倉貞俊)

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