歯の位置間違え抜く 90万円賠償へ 八戸市民病院(青森県)
八戸市立市民病院は20日、2020年に青森県内に住む30代男性の歯1本を誤って抜く医療事故があったと発表した。男性とは90万円の賠償金を支払うことで示談に合意した。 同日、市議会に病院側が報告した。市は関連議案を25日開会の定例会に提出する。 説明によると、男性は20年に別の医療機関で、通常よりも多く歯ぐきに歯が埋まっている状態と診断され、市民病院を紹介された。同年12月9日の手術では、埋まっている歯と親知らずを合わせ複数本抜く予定だったが、そのうち1本の位置を間違えた。 21年2月ごろ、別の医療機関から市民病院に連絡があって判明。男性は24年に別の医療機関で治療を終えた。 事故を受け、市民病院はエックス線画像と抜歯部位の確認の徹底など、再発防止策に取り組んでいる。