“怪しいコメ”銘柄産地不明 飛び込み営業急増 群馬拠点インド人社長直撃【詳細版】
■群馬拠点インド人社長直撃
取材を進めると、去年12月に登記された創立間もない会社であることが判明。記載のあった群馬県大泉町の住所を直接訪ねてみました。 会社付近には、ポルトガル語で「ゴミ捨て禁止」という意味の貼り紙がありました。 番組スタッフ 「テレビ朝日です」 住人 「(Q.あっち?)ディスワン」 女性に案内されると、そこには幹部を知る人物がいました。電話をかけてもらいました。 幹部 「(Q.どんなコメを売っている?)日本のコメです」 「(Q.表記がないっていうのはどういった理由がある?)直接聞いて話をするから」 2時間後、車で現れた幹部たち。インド国籍で、日本で飲食店や食材店を経営しているといいます。車の荷台を見せてもらうと、たくさんのコメ袋がありました。 インド人の社員 「業者さんから直接、栃木県(の業者)から買っている。いろんなコメが入ってるからそこ(銘柄・産地)は分からない。でも全部は日本のコメです」 荷台にあったのは、30キロの茶色いコメ袋が数えられるだけでも10袋、少なくとも300キロ分はあろうかというコメです。この日、栃木県の業者から仕入れたといいます。「にじのきらめき」と銘柄の記載があるものもありますが、ないものもいくつかあります。 インド人の社員 「(Q.銘柄がきちんとある?)これはあるんだけど、たまにないこともあります」 「(Q.品種が書かれているのと、ないのがある?)あります。色んな(品種)。バラバラ、バラバラ」 インターネット通販で買ったコメ袋に詰め、各地の小売店に営業をかけているといいます。 インド人の社員 「(売る店には)知り合いもいたから、そこから連絡もらって自分たちで行って出してます」 新大久保の店にも車で売りにいったといいます。去年、コメ不足のニュースを見て、商売を始めたということです。 食品表示をしていないことは違反だと伝えると、次のように話しました。 インド人の社員 「保健所から(違反と)聞いて、それで今やります。どういうのを書くのかとか(分からなかった)。だから自分たちの会社の名前をとりあえず貼った。前はこれ(食品表示を)知らなかったから調べました。(食品表示を)今準備しています」 今後も食品表示をしたうえで、販売を続けるということです。 (「グッド!モーニング」2025年2月21日放送分より) (「グッド!モーニング」2025年2月21日放送分より)
テレビ朝日