富山市民病院の男性看護師が入院患者に暴言を浴びせて叩いていたことがわかり、病院はこの看護師を停職1か月の懲戒処分にしました。

富山市民病院の発表によりますと1月25日の午前8時ごろ、20代の男性看護師が入院患者に対して人権を傷つけるような暴言を吐いて手で叩いたということです。

叩かれた入院患者は病院内で診察を受けケガはありませんでした。

病院は暴言の内容や経緯などについて明らかにしていませんが、本人や家族には謝罪して受け入れてもらったとしています。

病院は、この男性看護師を停職1か月間の懲戒処分とし、監督責任として看護部長と看護師長を訓告、院長を厳重注意の処分にしました。

男性看護師は「非常に申し訳ないことをした」と話しているということです。
病院は2月20日開いた全員集会で職員に対して再発防止を求め、今後は研修などを強化して市民への信頼回復に取り組みたいとしています。

富山テレビ
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