坂出市立病院で2023年6月、透析治療中の患者が死亡した医療事故を受け、2月21日、院長が改めて謝罪しました。
(坂出市立病院 岡田節雄院長)
「このような事態を招いたことを、病院を代表して深くおわび申し上げます」
坂出市立病院によりますと、2023年6月、内科の男性医師が透析治療中の患者に対して、挿入したカテーテルの先端が血管から突き出た状態だったにもかかわらず透析を行ったということです。患者に動悸などの症状が出たため透析を中止しましたが、患者はその後、心肺停止状態となり約7時間後に死亡しました。
男性医師がカテーテルを挿入したあと、血液の循環ルートが確保されていなかったにもかかわらず詳しい検査をせずに透析を始めたことなどが原因としています。病院は、男性医師のミスを認め、遺族に約6600万円の損害賠償金を支払うことで既に示談が成立しているということです。
患者の氏名や性別、年齢については、遺族との同意書に基づき公表しないとしています。今回の医療事故を受けて病院は、血液の循環ルートが確保されていない場合はさらに詳しい検査を行うなど、再発防止策を徹底したいとしています。