原作主人公vsオリ主   作:大根ハツカ

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八話:最終ラウンド/vsオリ主

 

 

 《破邪の剣(アスカロン)》の形状を変化させる。より長く、より鋭く。斬撃でも打撃でもなく、刺突に特化した形へ。それは剣というよりも、むしろ槍と表すべき形へ研ぎ澄まされた。

 

「死ねオラァッ‼︎」

 

 一閃。

 馬鹿力による突きと刀身の延長が合わさり、速度と破壊力を兼ね備えた一撃が放たれる。

 例え刃の切れ味が悪かろうと、折手メアの小さな頭ぐらいは、簡単に破壊できるであろう一撃。

 槍の穂先が折手メアの頭へと吸い込まれ……

 

 

「そんなすぐに決着がつくはずが無いだろう?」

 

 

 ……不自然なぐらい大袈裟に狙いがズレる。

 理由は簡単、足元の瓦礫がぐらつき、体勢が前のめりに崩れる。槍は掠ることすらなく、地面に突き刺さる。

 俺の運が悪かった……()()()()()()()()。僅かに感じるのは異能の反応。間違いなく、折手メアの異能の効果。

 

「ボクのターンだね。構えないと死ぬよ?」

 

 直後、真下から再び異能の反応。

 飛び退く暇すらなく、足元が爆発する。

 間違いなく異能の仕業だが、爆発自体からは異能の反応を感じない。瓦礫の下にガソリンか何かがあり、それがまた別の何かによって引火したのだろう。

 

「クソがァッ⁉︎」

「ターンエンド、次はキミのターンだ」

「遊びじゃねぇんだぞ!」

 

 突き刺さった槍を地面に固定し、爆風に吹き飛ばされるのを防ぐ。爆発の威力自体は大したことがなかったが、瓦礫の破片が吹き飛んだ事で、俺の足に切り傷が生まれる。ジクジクと痛むが動きに支障はない。

 

 戦いになっていない。こちらの攻撃は届かず、未だに相手は遊び気分だ。

 異能に目覚めたばかりの俺と、転生者の最上位である折手メア。当たり前だが、実力に差がありすぎる。

 だが、この一瞬の攻防でも気づいたことがある。

 

「テメェの異能は確率の操作……あるいは、運勢の支配。起こりづらいことを引き起こす、奇跡を手繰り寄せる能力だ」

 

 思い当たる節はあった。

 例えば、俺は最初にゾンビの犬と遭遇したとき、逃げようとしたがポイ捨てされた缶コーヒーに躓いて転んだ。

 例えば、不自然なほど街に人が出歩いておらず、警察に職質されることもなかった。

 例えば、折手メアが放ったボールペンは、ブレる事なくゾンビの犬の眼球に突き刺さった。

 例えば、デパートの鍵は掛かっておらず、扉はあらかじめ空いていた。

 例えば、足元の瓦礫が崩れた事で、俺が振るった槍の一撃は、折手メアに当たる事なく逸れた。

 他にも、他にも、他にも。細かい現象から、折手メアの言動まで、あらゆる要素がその真実を指し示す。

 

「運を良くするも、悪くするも自由自在。テメェの運が良くデパートが倒壊したのも、俺の運が悪く爆発が起こったのも、全部が異能の効果ってワケだ。……そうだろう?」

 

 異能判明、詳細開示。

 恐らく、白川日向を強化したと思われるもう一つの異能があるのだろうが、片方の異能はこれで間違いない。

 異能の効果を突き付け、折手メアの反応を伺う。動揺を誘えれば一番いいが、折手メアのドヤ顔を崩せれば何でもいい。

 俺の願いは叶い、しかし予想は外れ、折手メアは不思議そうな顔でこう言った。

 

 

「……()()()()()……」

 

 

 ………………え。

 

「はぁ⁉︎⁉︎」

「えー、何処からその発想が……?」

「テメェ、勝ち目が0%じゃなきゃ絶対勝てるって言ってたじゃねぇか! そこから確率が関わっていると考えたが、あれは嘘か⁉︎」

「いや、あれは言葉の綾っていうか……ぶっちゃけボクが誇張して言っただけだね」

「ふざけるんじゃねぇぞ‼︎」

 

 怒りを込めて槍を振るうが届かない。

 前方から感じる異能の反応。陽炎のように景色が歪み、距離感を誤る。ますます、異能の効果が分からなくなる。

 

「ボクの異能は詳細が分かった所で、対策が立てられるタイプじゃない。ネタバレをしようか?」

「……憐みか?」

「そんなまさか! ボクはラスボスらしく、正面から叩き潰さなきゃならない‼︎」

 

 満足げな顔を見て反射的に手が出そうになるが、攻撃しても通用しないことは分かってるため抑える。

 

 

「ボクの異能は《ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)》。その効果は事象改変。確率も細部も無視して、自分の思い通りに世界を改変する能力。原作改変するオリ主に相応しい異能さ」

 

 

 ……それは、反則だ。

 理不尽の権化、不条理の具現化。

 今までの異能とは次元が違い過ぎる。効果を知った所で、対策を立てることすらできない。折手メアが手を下すまでもなく、想像するだけで相手は負ける。俺の必死の抵抗も、折手メアが許しているからに過ぎない。

 

 だが、唯一の勝ち筋を見つける。

 

「だったら、俺はテメェの天敵だ」

 

 俺の異能、《破界(ワールドブレイカー)》。

 効果は異能の無効化。何でも思い通りなる折手メアにとって、唯一思い通りにならない存在。

 

 地面を蹴ると同時、異能を発動する。

 《ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)》を無視して突っ走る。

 その、一歩目。

 

 

 ズサァッッッ‼︎ と。

 スライディングするように踏み出した脚が膝から崩れ落ちた。

 

 

「……は?」

 

 突如、身体が虚脱感に襲われる。

 生命力を吸われたかのように全身から力が抜け落ち、立ち上がることさえままならなくなる。

 《ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)》の影響かと警戒するが、折手メアが異能を使った反応はなかった。感じた異能はただ一つ、俺の《破界(ワールドブレイカー)》だ。

 

 そんな俺を見かねてか、折手メアが一つの助言を言う。

 

「言い忘れていたけれど、キミは一日に六回しか異能を発動できない」

「……たった、六回……?」

「うん、キミのステータスはゴミだからね」

「だけど、確かに俺は今……」

「七回目以降の異能過剰使用では生命力が失われ、体の何処かがランダムで壊れ、寿命がごっそりと削られる。今回は不発だからそこまでじゃないけどね」

「いくらなんでもゴミすぎる……‼︎」

 

 俺は白川日向との戦闘で既に六回使用した。

 つまり、今日はもう異能は使えない。

 明らかに格上である折手メア相手に、縛りプレイで戦わねばならない。

 

「その通りだ。キミの異能には弱点が多く、使い勝手が悪い。そう、例えば。……これとかね」

 

 そう言って、折手メアは懐からある物を取り出した。世界にありふれた武器でありながら、対人では間違いなく強力な兵器。

 それは、()()だった。

 

「テッ、テメェ……‼︎」

「キミは異能という異常な脅威に対しては強いが、物理法則に基づいた普通の脅威には弱い」

「そんな物を何処でッ⁉︎」

「発想はキミと同じ。昔に警察官から奪った物さ。今まで使ったことは無いけどね」

 

 そうして、銃口が向けられる。

 異能とは違った現実感のある武器に、脚がすくんで動きが止まる。

 

「……俺を撃ち殺せば、テメェの言う物語は終わるがいいのか?」

「うーん……」

 

 折手メアは顎に片手を当てて考え込む。

 しかし、思いの外あっさりと言う。

 

 

「まぁ、キミならどうにかなるだろう」

 

 

 トリガーが引かれる。

 セーフティが掛かっていて、発砲できるはずがない。だが、折手メアの異能はそれを無視する。

 《ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)》。現実の細かい理屈なんてすっ飛ばして、折手メアが考えた展開が優先される。

 

 パンッ‼︎ と。

 タイヤがパンクしたような軽い音が響いた。

 

 ()()

 あらゆる道理を無視して、銃弾が放たれる。

 素人の女の子が片手で撃ったにも関わらず、その暴発した銃弾は真っ直ぐに俺の頭を狙う。

 それを防ぐ手立てはない。例え寿命を削って異能を発動させたとしても、銃弾自体は現世の産物だ。それを無効化することはできない。

 

 世界の時間がゆっくりと流れる。

 この感覚には覚えがある。

 死んだ時、転生した時に経験したもの。

 ()()()()()()()

 

 自分の記憶を模索し、生存の(ルート)を足掻いて求める。

 だが、そんな物は何処にも存在しない。

 銃弾を防いだ経験なんて俺にはない。

 

 もしかすると、いつか銃弾を避けられるようになるのかもしれない。

 折手メアの言うラスボスを倒せるようになった後などは、こんな物は俺に通用しなくなるのかもしれない。

 だが、少なくともそれは今じゃない。

 

 俺はもう限界を迎えている。

 犬に喰い殺された当日。

 人生で初めての殺し合い。

 それも三連戦……白川日向の第二形態を含めると四連戦だ。

 噛まれ、焼かれ、凍らされ、吹き飛ばされた。

 体力は尽き果て、身体は既にボロボロ。

 いつ倒れたっておかしくはない。

 

 こんな状態で銃弾が避けられるはずが無い。

 ……でも、それでも。

 

 止まれないと身体が動き出す。

 負けられないと剣を握りしめる。

 誰かが俺の背中を押してくれる。

 

 

 

 

(止まるな、負けるな、諦めるな)

 

 身勝手にも折手メアは祈る。

 

(キミはまだ立ち上がれる。キミはまだ成長できる。キミはまだまだそんなものじゃない)

 

 この場で誰よりも六道伊吹を信頼していたのは彼女だった。

 

(キミは意志を突き通す男だ。キミは不屈の心を持つ男だ。キミはボクが愛する男だ)

 

 全力で六道伊吹を殺すつもりで攻撃し、その上で彼は一歩先を行くと確信している。

 

(だから、……だからッッッッ‼︎)

 

 だから、彼女は心の底から願った。

 

(こんな結末(デッドエンド)は覆してくれッッッッ‼︎‼︎‼︎)

 

 

 

 

 そして、世界は動き出す。

 過去(アト)にも未来(サキ)にも助かる(ルート)はない。

 だから、俺は現在(イマ)の可能性を掴み取る‼︎

 

 キィン、と。

 金属と金属が衝突する。

 一閃、銃弾を弾き飛ばす。

 《破邪の剣(アスカロン)》を銃弾に叩きつける。

 

「……走馬灯を見た」

 

 まるで何も無かったかのように俺は歩く。

 

「見たところで、銃弾を防ぐ手段は見つからなかった」

 

 さすがの折手メアも銃弾を弾いた事に理解が追いつかなかったのか、処理落ちしたようにキョトンとした顔をしていた。

 

「だが、走馬灯そのものは使い道があった」

「……どんな?」

 

 やっと頭が回り始めたのか、折手メアが尋ねる。

 

 

「銃弾がゆっくりに見えるなら、剣を当てるぐらい簡単だろ」

「それは暴論じゃないかな……」

 

 

 暴論かもしれない。

 主観的な時間が緩やかになったところで、客観的な時間まで緩やかになる訳ではない。銃弾が目で追えたとしても、腕の動きが間に合う訳ではないだろう。

 だが、俺には後押しがあった。

 

「それと、走馬灯を見て気づいた事がある。テメェの異能は世界を思い通りに改変する能力じゃない」

「……何?」

 

 言葉を聞いて、折手メアは不可解な顔をした。

 自分でも気が付いていないのかもしれない。

 今までの記憶を振り返り、折手メアの世界観を改めて考えたことで、二つの制約に気が付いた。

 

「まず一つ、テメェは既に存在するものを無かったことにはできない。過去の失敗を無くせないように。俺を直接消すことはできず、爆発などの間接的な手段を用いることしかできない」

「……それは当たり前だ。ボクの異能はあくまで《ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)》、既に存在する設定を消すのはただの矛盾設定だよ」

「ああ、そうだ。テメェの異能は世界がゲームだって世界観で成り立っている。だからこそ、物理法則を大幅に無視できるが、一方でゲームだからこその制約が存在する」

 

 ゲームでも、物語でも、何でもかんでも好き勝手に改変できる訳がない。

 だからこそ、思い通りではない。

 いや、厳密に言うと()()通りではあるが、思いの種類が限定されている。

 

 

「《ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)》は世界を思い通りに改変する能力じゃなく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 ご都合主義は物語が面白くなるために使われる。故に、読者である折手メアが面白いと思ってしまえば、折手メアの意思に関係なく面白いという感情を優先する。

 

 どうして街に警察がいなかったのか。警察に邪魔されると面白くないからだ。

 どうしてデパートが倒壊したのか。敵の攻撃で大きな被害が出た方が面白いからだ。

 どうして確率操作と間違われるような小規模の改変しか起こらないのか。リアリティが無さすぎるご都合主義は面白くないからだ。

 どうして俺が銃弾を斬れたのか。死に際で主人公が覚醒した方が面白いからだ。

 どうして折手メアはラスボスに勝てないのか。ポッと出のオリ主がラスボスに勝つのは面白くないからだ。

 どうして俺は連勝しているのか。俺が勝つ方が面白いからだ。

 

 全てが折手メアの感性によって定められる。

 折手メアが面白いと思うかどうかで、事象改変は行われる。

 弱点とは言えない程度の制約。

 だが、俺にとって最大の勝機。

 

 

 俺は折手メアにだけは絶対に負けない。

 俺が原作主人公(タイトルロール)である限り。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「銃をもう一度撃ってみろよ。今度は当たりすらしねぇよ」

 

 剣を構えることすらしない。

 もはや、折手メアと戦う意味すらない。

 

「何故なら、主人公()がこう言ったのに当たったら面白くねぇからだ。そんなダセェ結末は嫌だと、他の誰でもなくテメェが考えているからだ」

 

 俺に必要なのは折手メアを信じること。

 それだけで、俺は絶対に負けない。

 

「俺のことを大好きなテメェが誰よりもそれを分かっているはずだ」

「……そう、だね。そうだとも」

 

 折手メアはトリガーを引く。

 だが、今度は銃弾が出ることすらなかった。

 

「テメェが俺のことを崇拝しているのがよく分かった。テメェに一切悪気がないことも、テメェが俺を大好きなことも身に染みた」

「……? ずっとそう言ってなかったかい?」

 

 言ってたが全く信用できなかった。

 これまでの折手メアは正体不明で、目的すらも信用できないクソ野郎だった。

 だがこれからの折手メアは頭はオカシイが、逆に信用できるクソ野郎だ。

 

「テメェが書いた筋書き(チャート)、生み出した悲劇を看過することはできねぇ。俺の中の怒りがテメェを許さねぇ」

「……だろうね。キミはそうでなくては」

「だが、テメェの異能は俺を強くする。俺が主人公である限り、テメェは俺を救い続ける。あー、だからさ……」

 

 本当に嫌で仕方がないが。

 白川日向には申し訳が立たないが。

 ……折手メアに手を差し伸べる。

 

 

「力を貸せよ、折手メア。テメェのせいで起こった事件は、テメェの手で落とし前をつけやがれ」

 

 

 俺が四連戦できたのも、思えばこいつのお陰なのだろう。もしかすると、転生さえもこいつの異能が引き寄せたものかもしれない。

 

「いいのかい? ボクはキミを苦しめる事を趣味とする闇のオタクだ。いつ黒幕(ラスボス)になってキミを裏切るか分からないぞ」

「でも、テメェは恋人(ヒロイン)になりたいんだろ? この機会を逃したら、俺はテメェを嫌い続けるぞ」

 

 そう言うと、折手メアはショックを受けたように後ずさり、勢い余って転ぶ。今日一の狼狽え振りだ。

 

「まってまって、うらぎらない。絶対にうらぎらないから嫌いにならないで……」

「言ったな? 絶対に裏切んなよ、約束だぞ」

「やくそくするから、おねがいっ……‼︎」

「分かった、分かったから縋り付くな!」

 

 下半身にしがみつく折手メアを引き剥がす。

 顔は涙や鼻水でベチョベチョになっていた。しがみついて来たのがオッサンだったらキツかったかもしれない。折手メアが美少女で良かったと心の底から思った。

 思わず、ちょっと言いすぎたかと気の毒になってしまう。一発ぐらい顔面を殴ろうかと思っていたが、その気も失せてきた。

 

 《ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)》の効果も切れてきたのか、救急車の音が近づいてくる。死ぬほど長かった夜の終わりだ。

 白川日向を背負い、救急車の方へ歩く。折手メアは救急車に向かって両手を振る。車から出てきた救急隊員がこちらへ駆け寄る。

 

 そんな中、俺だけがその反応に気がついた。

 

 

「……………………………………は」

 

 

 ゴッッッッ‼︎‼︎‼︎ と。

 空からナニカが堕ちて来る。

 

 ()()()()()

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 音が消える。

 轟音が耳をつんざく。

 土煙が舞い上がり、そこに出来たのは大穴。

 その惨状はあまりにも酷かった。

 

 赤、赤、赤。

 鉄錆のような血の匂いが鼻に突き刺さる。

 元の形が分からなくなるまで歪み果てた救急車。

 救急隊員はその血以外は見当たらなかった。

 

 降り立ってきたのは見知らぬ男。

 長髪の金髪に、猛禽類のような瞳。

 歯は肉食獣のように鋭く尖っている。

 

 何よりも違和感を放つのが、風景から浮いたその鎧の姿。西洋ファンタジーにでも登場しそうな容貌であり、その姿は騎士のように見受けられる。

 白光の鎧を纏い、輝く剣を携えた聖騎士。

 

 

「貴様らが我が庭で騒いだ輩であるかァ……」

 

 

 声を聞くだけで、魂が震え上がる。

 その威圧感は騎士というよりも魔王。

 

 異能感知が悲鳴を上げる。

 異能の塊、世界の歪みの集合体が如き男。

 だが、その男のことをよく知る者が一人。

 

 

「ディートリヒ・フォン・エルケーニッヒ……!」

 

 

 折手メアが呟いた。

 即ち、この男こそがラスボス。

 六界列強(グレートシックス)・第四位。

 六道超越者(オーバーロード)の一人。

 正真正銘、『テンプレート・トライアンフ』というゲームにおける諸悪の根源(ラスボス)

 

 

 時刻は一一時五九分、未だ夜は明けない。

 これから、この夜最後の激突が始まる。

 あるいは、早すぎるラスボス戦が。

 

 







 延長戦突入。



世界観:《創作物語(メタフィクション)
転生者:折手(おりで)メア
グレード:第六界位(グレード6)
タイプ:領域(エリア)
ステータス:
 強度-E〜EX/出力-E〜EX/射程-E〜EX/規模-E〜EX/持続-E〜EX
異能:《ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)》《つづきからはじめる(セーブ・アンド・ロード)》?
????:『??』

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