兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑に関する情報を日本維新の会所属の県議らが政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に提供した問題で、維新の白井孝明県議(41)は21日、立花氏と電話でやりとりをしたことを明らかにした。「(立花氏が2024年の知事選期間中に発信した内容の)情報源になったとの認識はない」とした上で「処分を受けるなら厳粛に受ける」と報道陣の取材に述べた。
白井県議によると、立花氏への情報提供を目的に24年11月1日から計3回、電話で連絡した。文書などの提供は否定し「(告発した)元県西播磨県民局長に関するうわさ話も含め、情報をつまびらかにすべきだと思った」と説明。知事選期間中に具体的なことは話していないとしている。
維新の増山誠県議(46)は、知事選への影響を避けるため非公開とした24年10月の県議会調査特別委員会(百条委)の録音データを立花氏に提供したことを明らかにしている。
また、岸口実県議(60)は11月1日、民間人とともに立花氏と面会し、疑惑を追及する百条委の委員だった竹内英明元県議(1月に死亡)を「黒幕」と名指しする真偽不明の文書を手渡す場に立ち会ったことを認めている。
これを根拠に、立花氏がSNS(ネット交流サービス)などで発信し、竹内氏らが中傷される一因となった。【大野航太郎、山本康介】
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