それでも、今年こそ―と前向きな気持ちは忘れない。8月19日のDeNA戦(横浜)の勝利後からは「アレ!! アレ!! タイガース!!」コールもスタート。「関東若虎会」の大森敏克団長(46)は「ウチの応援本部長が『いよいよこれをやるときが来た』と言って始めました。本部長は今年1月の応援練習会のときから本気で『今年の流行語大賞を〝アレ〟にする』と言っています」と、コールに込められた思いを明かす。
『ユーキャン新語・流行語大賞』では、03年に当時の星野仙一監督がたびたび口にしていた『勝ちたいんや!』がトップテン入り。05年には勝利の方程式『JFK』がノミネートされた。インパクトあふれるフレーズの定着は虎の強さと比例する。今年なら間違いなく「アレ」。その勲章に向けても、スタンドから後押しが行われている。
まずは「早く〝アレ〟の日を迎えたい」と真野さん。頂きに登りつめた誇らしき虎戦士の雄姿を前に、格別の六甲おろしを響かせる。(須藤佳裕)
★盛り上がり実感
甲子園での応援活動を仕切る「阪神伍虎会」の三橋匠団長(28)は〝アレ〟への盛り上がりを肌で実感している。2位広島を迎えた3連戦初戦の8日、試合後に勝利を祝して行う『二次会』では「球場に残っている人の数が普段と比べものにならないくらい多く、勝利の余韻があってすごかった」。熱気ムンムンだったスタンドがこのとき以上に沸きあがる瞬間が迫っている。