歌手のアイ・ジョージさん死去 91歳 「硝子のジョニー」などがヒット 紅白連続12回出場

[ 2025年2月21日 05:10 ]

ギターを演奏するアイ・ジョージさん=1981年4月
Photo By 共同

 「硝子のジョニー」「赤いグラス」などのヒット曲で知られる歌手のアイ・ジョージ(本名石松譲治=いしまつ・じょうじ)さんが1月18日、心筋梗塞のため死去した。91歳。葬儀は親族で行った。

 日本人の父とフィリピン人の母との間に香港で生まれ、幼少期に日本に渡った。「黒田春雄」名義で流しのギター弾きやクラブ歌手として活動後、1959年に「アイ・ジョージ」としてデビュー。同年の「トリオ・ロス・パンチョス」の来日公演に前座として出演し、本格的なラテン曲の歌い手として注目された。

 61年「硝子のジョニー」で日本レコード大賞歌唱賞を受賞。63年に米ニューヨークのカーネギーホールで開いたリサイタルでは、紋付きはかま姿で日本の民謡などを熱唱して話題となった。

 65年にはデュエット曲「赤いグラス」がヒット。NHK紅白歌合戦に60年から連続12回出場し、俳優として映画にも多数出演した。

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