どもども
みなさま、あけましておめでとうございます!
DIY大家のソーリムウーハーです!
昨年の1月からスタートしたコラム連載も、おかげさまで1年続けることができました!ありがとうございます!
まだまだお伝えできるネタは大量にあるので、これからも末長くよろしくお願いいたします。
つぶらな瞳のブラックマンバ
さて、年明け最初のテーマですが、入居募集に欠かすことのできない『マイソク』についてです。
(※マイソクとは物件の募集チラシのことで、語源は物件募集広告を配信している『毎日速報センター』(現:マイソク株式会社)です。)
仲介業者に入居募集のお願いをする時は、この『マイソク』を持っていくことで説明がスムーズに進むだけでなく、ポータルサイトに募集広告が出るまでのスピードも格段に早くなります。
自分で作るので、当然ですが思い通りの販売促進ができるようになります。
本日は、かっこいい募集広告『マイソク』の、具体的な作り方を解説します。
■マイソクを作るために必要なもの
まず大前提ですが、マイソクを作るにはパソコンが必要です。
スマホやタブレットでも不可能ではありませんが、思い通りのものを作るのは困難です。もし持っていない人は、投資だと思ってパソコンを買いましょう。
アプリケーションはMicrosoft社の『PowerPoint』か、Googleの『スライド』を使います。
じつはマイソク専用のソフトやアプリもあるのですが、突然サービス終了して過去データが編集できなくなったり、後から有料化されて高額負担が生じることがあるので、何年も継続していく事業には向いていません。
ボクは普段はPowerPointを使いますが、今回はGoogleが無料で公開している『スライド』を使って、作り方を解説します。
■マイソクってどうなってるの?
まずは、マイソクを図解してみましょう!
こうして見ると複雑で難しそうに見えますが、実はマイソクを作るために必要なものは、たった5つしかありません。
①帯・枠・線
②文字
③表
④写真
⑤間取り図
この5つの作り方だけ覚えれば、マイソク作りはかんたんにできます。
では、ひとつずつ順番に見ていきましょう。
■スライドを準備しよう
まず最初に、ログインしたGoogleのページからスライドを開きます。
「空白のプレゼンテーション」を選んで…
タイトルを付けておきましょう。
「ファイル」→「ページ設定」で
「カスタム」を選択し「29.7×21」(A4サイズ)と入力します。
これでスライド作成の準備は完了です。
■「帯」「枠」「線」を作る
まずは、帯と枠と線を作ります。
『図形』で『長方形』を選んで…
カーソルを動かして四角形を描きます。
『塗り潰しの色』を『透明』にして…
『枠線の色』を『黒』にすると…
ほい!できあがり。
『帯』と『枠』の作り方は同じです。
塗り潰しの色をつければ『帯』になるし、中が透明なら『枠』になります。
線を引くのはもっと簡単!
『線』を選んで…
ツイっと引っ張るだけ!
『線の太さ』は2ピクセルあたりで良いと思います。
こうやって、『枠』と『帯』と『線』を作成していくと、マイソクの基礎が出来上がります。
ほら、なんとなくそれっぽくなってきましたね。
ちなみに帯の中の色は何でも良いですが、今回は黒とコゲ茶色を使います。
高級感を出すなら、コゲ茶や濃紺が定番カラーです。
■素人とプロの差は『フォント』で決まる
文字の入力は『テキストボックス』を使います。
ちなみに帯や枠の中に、直接文字を入力することもできますよ。
文字は入力した後で、大きさや色や書体を変えていきます。
『B』(ボールド)で太く、『I』(イタリック)で斜めに『U』(下線)で下に線が引けます。
プロっぽいマイソクを作るためには、『書体(フォント)』が大事です。
Macを使っているなら「ヒラギノ明朝」、Windowsなら「MS明朝」が無難です。プロと同じフォントを使えば、素人が作ってもプロっぽく見えます。
DIYリフォームでプロと同じ道具を使えば、ちゃんと仕上がるのと似てますね。
文字を入れると、なんとなくマイソクっぽくなってきたんじゃないでしょうか?
■表の作成はスプレッドシートで
マイソクをスライドやPowerPointで作るのは、『表を入れやすい』のが一番の理由です。
『スライド』なら『スプレッドシート』で、『PowerPoint』なら『Excel』で表を作ります。
まずは、スプレッドシートを起動して…
物件概要の表を作ります。
あとは、作成した表を選んで、右クリックしてコピーします。
あとはスライドに『リンクなしで貼付け』をします。
表の位置とサイズを整えると、こんな感じです。
だいぶ見た目がマイソクらしくなってきました。
■写真は明るく加工する
写真は、室内を広くみせるために広角レンズで撮影します。
スマホにクリップで取り付けられる広角レンズが、お手頃で便利です。
じつは昔、カメラにハマったことがあって、プロ用の撮影機材も一通り持っているのですが、iPhoneの写真がキレイすぎるので、ほとんど使わなくなってしまいました。
(レンズやセンサーはともかく、画像処理ソフトが恐ろしいほど優秀)
写真の挿入はすごく簡単で、コピーして貼り付けるだけです。
ただし貼り付ける前に、明るさを修正しましょう。
PowerPointなら貼付け後に加工できますが、スライドの場合はスマートフォンの写真アプリで加工してから貼り付けると簡単です。
写真編集のコツは
①少し明るく
②色温度を少し下げる
この2つが無難な設定です。
築古は特に黄色っぽく見えることが多いので、色温度を下げることで白っぽくできます。
マイソクには、できるだけ多くの写真を入れましょう。
間取り図も写真と同じように貼り付けて、キャッチフレーズを入れたら完成です!
(間取り図の作り方は、後日コラムで紹介予定です)
■コツとまとめ
じつは不動産屋さんが作るマイソクも、プロのデザイナーが作っているわけではなく、アルバイトの人が普通のパソコンで作っているようなものがほとんどです。
ちょっとしたポイントを押さえると、仲介業者よりも質の高いマイソクが作れます。しかも一度カタチさえできてしまえば、次からは写真と内容を置き換えるだけなので、スグに作れます。
最後にコツをまとめます。
①コゲ茶か濃紺の同系色で統一する。(赤・青や複数の色を使うとゴチャゴチャして安っぽく見える)
②フォントは明朝を使う。
③写真は広角レンズで撮影。明るく加工する。
■ボクがマイソクを作れる理由
じつは、10年ほど前に、会社の上司からポスター作成係を命じられたことがあります。
もともと販促用のポスターを自分で作っていたのですが、その腕が買われてポスター係に任命されました。
営業なのに外に出してもらえず社内に軟禁され、ひたすらポスターを作り続ける日々です。
1日に20枚くらいのオーダーが流れてくるので、もう感覚でシュパパパパパっ!と作る感じです。
つらい体験でしたが、おかげで今ではマイソクも間取り図も名刺も、大抵のものは数分で作れます。
他にも、サラリーマンで身につけたスキルが、自分の事業のいろんな場面で役に立っています。
こう考えると、会社というのは『お金がもらえる専門学校』のようなものかもしれません。
また次回お会いしましょう。
ではでは。
※マイソクデータ特別公開!
この記事を最後まで読んでいただいた皆様に、今回紹介したマイソクデータを無料公開します。
→データはこちら。
ご自身のGoogleアカウントのスライドにコピーすれば、中身が編集できるようになります(1ヶ月くらいは公開する予定です)。
みなさまの物件に、早く入居が付きますように!
「安全DIY宣言」のマークは、危険を回避しながらでも本格的なDIYリフォームをすることができることを多くの人に知っていただきたくて作成しました。
権利のない自作の完全フリー素材です。
ご賛同いただける方は、ぜひご利用・拡散をお願いいたします。
安全DIY宣言
・危険な工具は使いません
・高所での作業はしません
・安全具なしで作業しません