かんじんかなめの重要な臓器
「腎臓」

  
  

「肝腎要(かんじんかなめ)」という言葉があります。この言葉は世間一般的に「肝心要」と書かれていることが多くなっていますが、もともとは「心」ではなく「腎」であったと言われています。さらに、東洋医学においても「肝臓」と「腎臓」はとても重要視されていました。

今回のメールマガジンでは「腎臓」をテーマにお話をしていきます。

腎臓は握りこぶしぐらいの大きさで、腰のやや上あたりに左右1個ずるある臓器で、そら豆のようなかたちをしています。

腎臓の働き
1、老廃物の排泄/血液の浄化

腎臓は尿を作るところです。全身をめぐる血液をろ過することにより、血液をきれいにして、そこで取り除かれた老廃物は尿に排泄されます。 腎臓が一日にろ過する血液の量は約150~180リットルと言われており、約ドラム缶1本分に相当します。腎臓の機能が低下すると、体中に老廃物や毒素がたまることになります。

2、体内の水分量や電解質の調整

腎臓は体の水分や電解質(ナトリウム、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウムなど)の量を調節することで、体内のバランスを保っています。

3、造血ホルモンの分泌

赤血球をつくる造血ホルモン「エリスロポエチン」を腎臓から分泌することで、赤血球の生産を促す仕組みになっています。つまり、腎臓から赤血球を作る指令を出しているのです。腎臓病の末期になると、このエリスロポエチンの生産が少なくなってしまうため貧血の症状が出てくると言われています。

4、血圧の調節

腎臓は血圧の調節にも関係していて、レニンという酵素を分泌して血液を上昇させます。例えば、血圧が上昇すると腎臓が塩分と水分の排出量を増やすので、血液量が減り、血圧は正常に戻ります。逆に血圧が低下すると、腎臓が塩分と水分の排出量を減らすため、血液量が増え、血圧は正常に戻ります。

5、活性ビタミンDの生産

ビタミンDはカルシウムを骨に沈着させる時に必要なものですが、その有効な働きをするためには「活性型」のビタミンD3にならないと上手く作用しません。この活性ビタミンD3を作っているのが腎臓です。腎臓があまり正常でない場合は活性ビタミンD3の生産が低下して、骨が弱くなるなどの症状が出ると言われています。

腎臓が弱まると出る体の警告サイン

□髪の毛が抜ける

□白髪が増える

□歯や骨がもろくなる

□物忘れが多くなる

□耳が遠くなる

□耳なりがする

□めまいがする

□むくみやすくなる

□背中から臀部の痛みがある

□下半身が頼りなくなる

□足腰の冷え

腎臓を元気にするには「温熱」「睡眠」「食事」!
「腎臓」は体を冷やすことや過労により影響を受けやすくなります。体を温かくして、十分な睡眠とバランスの良い食事を摂ることを心がけましょう。また、食事はなるべく、色の黒いもの、しいたけ・ごぼう・海藻・黒米・黒豆などを食べると良いと言われています。

   
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