三重大学、JR四日市駅前の新拠点検討を2年休止
三重大学は20日、JR四日市駅前に新設する教育研究拠点の検討を2年間休止すると発表した。三重大と四日市市は新拠点設置に向けた連携協定を2024年2月に結んだ。駅前再開発の計画の見直しに伴い、工事のスケジュールが遅れるとの見通しを市から示されたという。
三重大の伊藤正明学長が定例記者会見で明らかにした。市によると、新拠点の設置時期は当初目指した29年度から31年度にずれ込む見通しという。
同大学の学長任期は1期6年で、伊藤学長は25年度に5年目を迎える。伊藤氏は「次の執行部で決断した方が大学としても責任ある対応になる」と話した。
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