菅原文太すがわらぶんた
1933~2014
俳優・農業
映画「仁義なき戦い」「トラック野郎」で国民的スターになった俳優菅原文太。
昭和8年仙台市生まれ、父親は新聞記者だった。早稲田大学に進学、ファッションモデルなど様々な職業を経験し、大学中退後、映画の世界に入る。長い下積み時代が続くが、39歳の時に公開された映画「仁義なき戦い」の大ヒットで有名になり、俳優としての地位を確立した。テレビでも活躍し、大河ドラマ「獅子の時代」にも出演した。60代になると地方の人々の暮らしや農業に関心が向かい、平成21年には農業生産法人を設立した。有機農業に取り組みながら、食の安全や命の大切さを訴える。東日本大震災後は、震災復興や脱原発についても発言するようになり、亡くなる直前まで、その思いを伝えた。演じてきた役そのままに、自分の信念を貫いた菅原さんが残した言葉に耳を傾ける。
菅原文太すがわらぶんた
俳優・農業
1933‐2014年、宮城県出身。大学在学中に演技に目覚め俳優の道へ。1956年に映画デビュー。その後、低音の声と凛々しい容姿で映画『仁義なき戦い』シリーズや『トラック野郎』シリーズが当たり役に。NHKにも出演作多数。大河ドラマ『獅子の時代』では主人公・平沼銑次役で主演。ほかに『武田信玄』『徳川慶喜』『利家とまつ~加賀百万石物語』等、大河だけでも5作品に出演。2007年には土曜ドラマ『ハゲタカ』に出演し、変わらぬ存在感を見せた。