八潮市の事故 発生から12日目 用水路の撤去終了

 八潮市で県道が陥没しトラックが転落した事故は、発生から12日目を迎えました。

 7日夜始まった農業用水路の撤去作業は、7日、崩落の可能性のある場所の撤去が終了しました。

 撤去が始まった農業用水路=ボックスカルバートは、土台となっていた土砂が流出したことによって崩落の可能性があり、救助活動の妨げになっていました。

 県によりますと、崩落の可能性のあるおよそ20メートルから30メートルの用水路の撤去は7日終了したと言うことです。

 用水路の撤去作業に伴い、地盤沈下が起こる可能性があるとして県は、周辺に住む14世帯に避難を要請しています。

 7日午後6時半の時点で7世帯が、八潮市の体育館「エイトアリーナ」に5世帯が、県が用意したホテルに避難しています。

7日発生の死亡ひき逃げ事件 44歳の男を逮捕

 7日夕方、さいたま市見沼区の市道で横断歩道を渡っていた87歳の女性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、県警は7日、44歳の男を逮捕しました。

 ひき逃げと過失運転致死の疑いで逮捕されたのは、千葉県野田市の自称アルバイト山田圭太容疑者(44)です。

 山田容疑者は、7日午後5時40分過ぎ、さいたま市見沼区東門前の市道で乗用車を運転中、横断歩道を渡っていた近くに住む千葉かつ子さん(87)をはね、そのまま逃走した疑いが持たれています。

 千葉さんは、頭から血を流して倒れていてその場で死亡が確認されました。

 警察は、目撃者の証言や、広範囲の防犯カメラなどから、山田容疑者を特定し逮捕しました。

 警察の調べに対し、山田容疑者は、「何かに乗り上げたが、人とは思わなかった」と容疑を一部否認しているということです。

 警察は、詳しい事故原因などを調べています。

越生町長選 9日投開票 新人と現職の一騎打ち

 任期満了に伴う越生町長選挙は9日、投開票が行われます。

 越生町長選挙に立候補したのは、届け出順に新人で元副町長の岩崎鉄也氏(69)と、現職の新井康之氏(80)のいずれも無所属の2人です。

 現職と新人の一騎打ちとなった越生町長選挙は9日投票が行われ、即日開票されます。