米がパリ協定再離脱なら深刻な打撃、働きかけ続ける=EU高官

米がパリ協定再離脱なら深刻な打撃、働きかけ続ける=EU高官
 1月8日、欧州連合(EU)欧州委員会のフックストラ気候変動対策担当委員は、トランプ次期米大統領が米国のパリ協定からの再離脱を実行すれば、気候変動への世界的な取り組みが大打撃を受けると指摘した。写真はカナダで発生した山火事の煙に包まれる自由の女神像。2023年6月、米ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Amr Alfiky)
[ブリュッセル 8日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のフックストラ気候変動対策担当委員は、トランプ次期米大統領が米国のパリ協定からの再離脱を実行すれば、気候変動への世界的な取り組みが大打撃を受けると指摘した。ロイターのインタビューで述べた。
米国がパリ協定から離脱すれば、他の国々はその対応として「気候外交を倍増」させなければならなくなると指摘。
「気候変動は無差別的なものなので、最終的には全員が参加するしかない。世界が共に解決していく必要がある問題だ」と述べた。
EUとして、気候変動を含む諸問題について米新政権と「建設的に関与」していくとし、欧州委は連邦政府以外のレベルでも政治的な観点から米国に働きかけていると述べた。
「可能な限り、米国の友人たちが実際に参加し、われわれとともにこの問題に取り組んでいることを確認することが、私の目指すところだ」と語った。

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トムソン・ロイター

Kate Abnett covers EU climate and energy policy in Brussels, reporting on Europe’s green transition and how climate change is affecting people and ecosystems across the EU. Other areas of coverage include international climate diplomacy. Before joining Reuters, Kate covered emissions and energy markets for Argus Media in London. She is part of the teams whose reporting on Europe’s energy crisis won two Reuters journalist of the year awards in 2022.